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真昼の月  作者: 日浦海里
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真昼の月

生まれては消え

仰ぎ見るほど

群青に染まっていくキャンバスの上に

白線が一本引かれてく


不連続に繋がった線は

実はきめ細かな点の塊で

次第に広がり滲んでは

空色の中に溶けて消えた


融解した雲の子たちは

何にもなれずに還っていったか

何にでもなれると散っていったか


歩いてゆけばわずか1日程度の距離に

あの青く広がる空はある


地方に住んでる友達よりも

ずっとずっと近い距離


歩いてゆければ

ゆけない距離ではないはずなのに

決して届くことはない


届いたとして何が叶う問われたところで

答えを持ってるわけじゃないけど


それでも仰ぎ見てしまうのは

確かにそこに何かを見るから


それが何かと問われたところで

答えを返すことはないけれど


散ったはずの雲の向こうに

真昼の月がうっすらと見えた

消えては生まれ

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― 新着の感想 ―
[一言] 青空に見える月は白い輪郭がうっすらと見える感じですね。 ただし、夜間と違い白く光らないです。 因みに皆既月食は月が欠けらずに赤やオレンジ色に光るのが不思議。
[一言]  届かぬ空。  彼方に繰り返す出現と消失が同じものには見えないように、その度に浮かび消える疑問も思いも同じではなく。  だからこそ、今の自分を映す鏡鑑となり得て。  唯一の月に望みを見るの…
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