恐怖のあまりのたれながし
恐怖に実体などはない
いたづらに怖れることこそ
怖れるべきだといえよう
「さいあくのじたいをそーてーした昼子は
きょーふのあまりちょっとおかしくなって
後ろ向きにすわりこんで
布の衝立にぶつぶつと
自分の恥ずかしい様子
実況しはじめたのです
きょーふでおかしくなった昼子は
お穴がみーんなゆるんじゃったです
お顔は涙がどわ~っで
はなみずがびろ~んで
よだれだら~っでもって
とってもみっともないです
お尻もアソコもおもらししちゃって
ますますくちゃくてきちゃないです」
「お祭りいっぱいにぎやかで
みんなにみられちゃってて
みんがが遠巻きにして
はなをつまんだりとか
指さして笑ったりとか
石ぶつけたりするです
あいつは汚いだらしない女だ
だらしなくてしまりのない女だ
おつむはゆるくてゆるゆるで
ネジが3本くらい抜けている
おなかもゆるくてゆるゆるで
いつもぴーひゃら祭りばやし
アソコもゆるくてゆるゆるで
しまりがわるくてつかえない
たいへーよーで
ごぼーをあらうよーだ
そーいって笑いながら
昼子に石ぶつけるです
昼子は懺悔して
散華するです
落花狼藉なのです
祭りの生け贄です
夕ちゃんにうんとごめんなさいして
命ばかりはおたすけしてもらうです
昼子は臭い娘です、汚い娘です
だめな娘です、不潔な娘です
お洗濯ができない娘です
パンツをはかない娘です
おしっこしても拭かない娘です
?ンコしても洗わない娘です
すぐおもらししちゃう
恥ずかしい娘です
、、、、ちょー反省して
これ100回くり返すです」
「それはやめてください
お姉ちゃんは暗示に
かかりやすいんです
よけいだめな人に
なっちゃいそうです」
「そ、そういえば
昼子もなんだか
そんな気が、、
してきたです」