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祭りの夜、少女は神と出会った

祭りの夜、少女は神と出会った。

そのとき、2人はあまりにちがいすぎ、


少女はおのれをみじめさを恥て、

逃げ出さずにはいられなかった。



そこで昼子は

クワン神の仮面を付けた

夕ちゃんにに出会ったのです



「お祭りなので

ちょっと飲んじゃいました


これじゃ、お姉ちゃんを

叱れませんね」


夕ちゃんからはジャスミンと

果実酒の香りがしました



おうちやがっこーのときみたいな

くらい夕ちゃんではありません


生き生きしててきれいでした



「あ、、」



昼子は薄汚れたみじめな自分が

ふいに恥ずかしくてたまらなくなり


逃げ出さずにいられませんでした



「待って下さい、お姉ちゃん

いったいどうしたのですか」


そのとき風向きが

昼子から夕ちゃんのほうに


変わったのです、、



「!!  くさいです!


お姉ちゃん、クサイです

ものすごく臭いですよ」



「どうしてお姉ちゃんのまわりに

ハエがとんでいるんですか?」


「パ、パンツが、、

よごれちゃって」


「洗濯しなさい」



「洗濯機がないのです」


「手洗いでも

踏み洗いでも


できるじゃありませんか」


「やったことありません」



「はいてないんですか?」


夕ちゃんにスカートをめくられました


「きちゃないから

捨てたのです」


恥ずかしくて顔をあげられません


夕ちゃんに軽蔑されるかとおもうと

目のまえがまっくらになりました


「お姉ちゃんのお尻は

どうしてこんなに


汚いんですか?」



「ウォッシュレットがないのです

トイレットペーパーもないのです」



「葉っぱで拭きなさい」


「ガサガサしてやです


やぶれたら着くから

ばっちいです」



「コップ一杯の水があれば

片一方の手で洗えます」


「そんなきたないこと

したくありません」


「汚いからって汚くしてたら

よけい汚くなるじゃありませんか」



「わ、わかってます

わかっていますが


わかってることとできることが

おなじとはかぎらないのです」



「お風呂は入ってるんですか」


「そんなのないのです


雨をシャワーがわりに

体をあらってるのです」


「それは5日前でしょう」


「昼子んとこは半月前、、


あう、、、」


口をすべらさせ、、

られてしまいました



「お姉ちゃん

ちょっと来てください」



ひぇ~っ、神の怒りに

ふれてしまったのです


きょーふのおしおきが

待ってるのでしょうか



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