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彼氏が変態過ぎて困ってる  作者: 黒木京也
日常編その2
23/65

今更感のあるキャラ紹介と裏話

一応、長編(?)のバレンタイン編が一段落しましたので、今更ながらキャラクター設定集を。

ネタバレ何てありません(多分)し、糖分もありませんので、肩の力を抜いてどうぞ。

竜崎(りゅうざき)(あや)

性別:♀

年齢:19歳

趣味:カメラ、雑貨屋巡り

特技:格闘技全般。コーヒーを入れること。

苦手:ホラー系のもの。料理(改善中)。

悩み:彼氏が変態過ぎて困っている


備考:本編主人公にして語り手。鷹匠大学に通う女子大生。肩より少し下ほどの綺麗な黒髪が自慢。髪に関しては相当気を使っているらしく、敗北を感じたのはただ一度のみとか。

彼女の友人や先輩、変態な彼氏曰く、美脚で美乳な和服とか似合いそうな美人さんとのこと。

大学に上がると共に故郷を離れ、都会に出る事になったが、例によって父親が猛烈に心配。心配に心配を重ねて、幼馴染みであり、同じ大学に進む男をボディーガードとしてつけられる……のだが、そのボディーガードが既に彼氏だったりしたお陰で、甘々な同棲生活を送る事に。

実際は父親が心配する必要がない程に強く、ついでにお酒も強いため、下手な男ならばたとえ複数でも簡単に返り討ちに出来る。格闘技は両親――特に母の影響で始めたらしい。修得技はキックボクシング、ムエタイ、テコンドー、カポエラ、マーシャルアーツ等、他たくさん。

クールな言動&雰囲気ではあるが、実際には結構分かりやすいらしく。今日も彼氏に振り回されては反撃に蹴りを御見舞いしている。


裏話:実は当初は構想してるうちに消えてった別作品『珈琲店、モチモチの木』の主人公だったりした。喫茶店にてアルバイトしている女子大生が色んな人のお悩み相談を受けたり、無自覚でお客さんをメロメロにするというお話で、当然ながら彼氏はおろか、同棲なんかしてなかったばかりか、「彼氏が欲しいな……」と、嘆く日々という、結構あんまりな設定だった。やったね綾ちゃん!(笑)

因みに、辰と正式に付き合い始めたのは高校二年の冬より。

Cカップ。あと、二つ上の従姉妹に容姿や雰囲気をもう少し冷たい感じにしたお姉さんがいたりする。



滝沢(たきさわ)(しん)

性別:♂

年齢:19歳

趣味:オカルト系全般、読書、旅行

特技:受け身。料理。

苦手:球技などを始めとしたスポーツ全般。

悩み:彼女が可愛すぎて困っている。


備考:リメイク前は主人公その2。現在は数話に一度語り手を務めるという、主人公とレギュラーキャラを足して2で割ったようなポジション。ついでに容姿も綾曰く中性的と野性的を足して2で割ったような感じらしい。そこそこ筋肉質。

綾と同じく、大学進学と共に都会へ。本人曰く、故郷はド田舎。

端から見ても爆発しろ。もげろといった声が上がるほどの甘々な同棲生活を送っている。

飄々とした言動と雰囲気が特徴であり、とある理由から他者にもある程度の壁を作るタイプのクールガイ……なのだが、綾相手だとキャラ崩壊もとい設定崩壊のレベルで変態な状態になり、互いの相乗効果も相俟ってただのバカップルと化している。

異様な程のタフネスを誇り、それを武器に今日も元気に綾を振り回しては、制裁を受けている。


裏話:初恋は綾……ではなく、近所にいたお姉さん(幽霊)。つまりは霊感持ち。オカルト好きになったのも霊感に目覚めたことが影響している。

綾が知らないだけで、フラッと色々な所を訪れては、奇妙な体験をして帰って来ている。半分趣味で半分は不本意。故に彼女を巻き込まないべく、綾には霊感うんぬんは全力で隠し通している。(最近オカルト好きは知られた)

あと、ホモな先輩に追い回された事がある。リアルに死ぬかと思ったらしい。

因みに彼もまた、綾と同様に構想してただけの作品『オカルトサークル魔典』の主人公だったりした。オカルトサークルに所属する友達以上恋人未満な男女二人が色んな事件に巻き込まれたり巻き込んだりしつつ、華麗に逃走。たまに解決するストーリーだった。詳しくは後述。

また、本作では欠片も語られないが、名前に非常に重要な意味がある。元は謎解き系の話の主人公だったので、物語に使用する暗号もとい謎が生まれ。そこから彼の名前が完成した。




秋山(あきやま)雄一(ゆういち)

性別:♂

年齢:19歳

趣味:ゲーム全般。ツーリング。

特技:ゲーム全般。RPG、格ゲー、シューティング、クソゲーなんでもいける。

苦手:虫。

悩み:ロリコン疑惑を友人に持たれてしまった事。


備考:愛すべき脇役にして、辰の友人。リメイク前からいる人その1。基本三枚目キャラだが、締めるとこは締める性格(設定上)

初登場時は綾の中で株が大暴落だったが、最近爆上がりの鰻登り。理由は本編参照。見た目は普通を絵に書いたような奴。普通すぎてラノベなら主人公に抜擢される事間違いなし。でも脇役。

辰と同じ学部かつ、同じサークル(サークルは辰の方は幽霊部員だが)故にレポート課題時は共同戦線を張ることが多い。

辰曰く、バカだけど勘は鋭くて空気の読める奴。今日も友人を「爆発しろ」と罵りながら楽しく過ごしている。


裏話:リメイク前は牡丹先輩(後述)に想いを寄せていたのにバイセクシャルな女の子にお遊びで食べられるという結構酷い目にあってたりした。本作ではそのキャラが消えた替わりに牡丹先輩との接点も消滅。……やっぱり不幸かもしれない。

因みに想いを寄せる子が幼児体系故に小さい子が好きと豪語する……のだが、後にその子が成長障害を患っている事が発覚する。周りの目やら両親の反応に悩みながらも二人は心を交わし……的な事がこれから起こるが、本編では語られない。そのうち短編でやりたい。と、思っていたけど多分やらない。



滝沢(たきさわ)来蘭(らら)

性別:♀

年齢:9歳

趣味:兄で遊ぶ。兄を煽る。兄の彼女に甘える

特技:兄をイラッとさせる事。水泳。

苦手:茄子、大根

悩み:兄が大学に行ってしまい、秘かに寂しい


備考:辰の妹。ちょっとおませさん。サイドテールが印象的な鳶色の髪伽特徴。綾曰く、ミルクみたいな香りがする。

ウザイ子。色々とウザイ子。

全ての行動の根底には兄で遊ぶ。兄を困らせる。兄を弄る。兄を煽る。といった理念が存在する困った少女。でも兄大好き。

親族間では辰と綾の関係を知る唯一の人物ではあるが、本人曰く「多分ママとおばさん(綾の母)は気づいている」との事。父親達はプギャーな感じで見ているらしい。末恐ろしい小学生である。

今日も「ララちゃん日記……」の一言と共に煽っていくスタイルらしい。


裏話:特にない。強いて言うならば、リメイク前は妹が二人だった。足して2で割ってこうなった。彼女主人公で日常ものが描きたい(願望)



一宮(いちみや)牡丹(ぼたん)

性別:♀

年齢:21歳

趣味:ジョギング。ジャズダンス。カメラ。他色々。

特技:人を驚かせる事。料理。

苦手:犬

悩み:元彼が後輩(男)を追いかけ回しているのを目撃。それに伴っての周りの優しさが痛いこと


備考:綾のサークルの先輩。茶髪ウェーブの見た目よしで性格は小粋。加えて多趣味に料理上手。綾曰く、女としてチート。

今は独り身故に大学内にて争奪戦が起こっているとかいないとか。

以前結構本気で惚れた男性が同性愛者であり、体よく男を釣る餌にされていた事を知り、大激怒。結構な修羅場を経て今に至る。

綾のよき相談相手であり、辰とは綾の萌え要素についてを語り明かした(本人の前で)盟友。彼女と辰が組めば精神的な責めで死ねると綾は語る。

今日もお姉さんらしく色々な人をからかいながら、我が道を行く。


裏話:実はバイセクシャル。つまり男でも女でもいける。ついでに、どちらも経験あり。



⑥メリー

性別:♀

年齢:19歳

趣味:オカルト系全般、読書、旅行

特技:お菓子作り。寝ようと思えばどこでも瞬時に眠れる。

苦手:雷、地震。

悩み:最近ある人物に意図せず宣戦布告してしまった事。


備考:辰のサークルでの相棒。人形のように整った顔立ちと、ウェーブのかかった亜麻色のセミロングヘア。アメジストのような青紫色の瞳をもつ美人さん。

出身国は不明だが、外国人の血が入っているのは間違いない様子。

本名はシェリー・ヴェルなんちゃら・うんたら(雄一談)つまりは不明だが、辰は知っているらしい。メリーという呼び名も本人自らが名乗っているもので、その由来は十中八九あの都市伝説。

二人がどのような経緯を持って出逢い、非公認のオカルトサークルを立ち上げる事になったのかは謎に包まれている。

何気に辰と各地の心霊スポットを巡ったり、ネカフェで一夜を明かしたり、空き教室にてイチャついたり(互いに無自覚)と、ただならぬ関係を匂わせている。

「私、メリーさん。今、貴方の後ろにいるの……!」彼女は今日も相棒と共にオカルトを追い続けている。


裏話:辰と同様、構想段階で消えた『オカルトサークル魔典』のヒロイン。つまり、本来ならば辰の隣は彼女だった。設定は辰の項目参照。

当時なろうに入りたてだった作者がいきなりそんな設定多々なもの書ける筈もなく、結局同棲カップルがバカやるだけの話(今の彼変の原形)が出来上がる。

で、カレカノがどっちもオカルトスキーだと余りにも濃すぎた&上手く書けず……。結果、メリーさんに替わり別作品ながらキャラが多少固まっていた綾ちゃんがヒロインとなった。……報われない子。

因みに設定初期は都市伝説のメリーさんは語らず、ただのシェリー・名前が物凄く長い――さんだった。また、クソ長い名前のシェリーと日本姓……『松井』の二ヶ所にだけ、ちょっとした暗示というか兆し的なものが込められているが、辰同様。本作で語られることはない。

他質問などありましたらお気軽にどうぞ。

次回は雛祭りを予定しています。

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― 新着の感想 ―
[良い点] キャラクターそれぞれの個性が尖っていながら、話の展開をそれに依存していない部分がとても凄いとおもいます [一言] 質問なんですが、ここで封印された事になったオカルトサークルの話が、渡り烏の…
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