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彼氏が変態過ぎて困ってる  作者: 黒木京也
プロローグ
1/65

いかにして、今に至るか

 この春から私は大学生になった。

 故郷を離れ上京する。

 親は……特に父は心配した。心配に心配した父は胃潰瘍になった。

 やっぱり大学行くなぁ! と、泣く父の脳天に、母のエルボーが突き刺さったのは今でもよく覚えている。母は昔格闘女子だったらしく、その鋭さたるや(いかずち)のようで……。話がそれた。

 泣く父さんに業を煮やしたのか、母さんは叫んだ。


「そんな心配なら、お隣の(しん)君とルームシェアでもさせればいいでしょう! ボディーガードとして」

「その手があったかぁ!」


 いや、なんでだ。


 という私の主張を無視して、父さんは「これで綾に変な虫がつかないぞぉ!」何て大喜び。

 母さんはやれやれ。といった顔で肩を竦めていた。


 そんな訳で、私は大学生になり、同じく大学生になる幼馴染みの男とルームシェアする羽目になった。


 羽目はおかしい。だってこれは、私にとってはいい方向に話が転がっているのだから。


 父さんや母さんは知らない。

 悪い虫がつくとか以前に、私にはもう彼氏がいて。

 ついでに言えば、それが今まさにボディーガードとして選ばれた幼馴染みだということを。

 ルームシェアは名目で、これでは同棲だ。……恥ずかしいから口には出さないが。



 これは、どこにでもいる男と女の話。

 ヤマもオチもない。日常の一ページを切り取った――。そんな物語の詰め合わせ。

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