空
小説でも、プライベートでも、何かに行き詰まったり……思うようにいかなくて辛いときもありますよね。
そんな時、空が、いつも以上にやけに気になること、ありませんか?
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“あの時の空”と思った。
遠い記憶のなか、鮮やかに
蘇るいろがある。
目を閉じれば、思い出せる。
湿った風のにおい、
夏の夕暮れの温度。
今は、こんなにも寒くて。
いつの間にか年もとって。
震える身体も自分の腕で
抱き締めるしかないけれど……
“あの時の空”と思った。
遠い記憶のなか、鮮やかに
蘇るいろがある。
目を開ければ、探しだせる。
光が満ち行く世界に
希望を、夢を描こう。
まだ遅くはないはずさ。
写真は、
夕暮れ(日没直後、マジックアワー)と、
朝のものです。
下のものは道路交通法に抵触する状態で撮影はしておりません(ご安心下さい(笑))