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ぼくと、かみさまのいる10月

作者: ぼく

ぼくは、じんじゃにむかってはしっていた。

いえのちかくのむかしからあるふるいふるいじんじゃ。

じいちゃんのじいちゃんのそのまたじいちゃんのころからここにずっとあるんだって。

いかなきゃいけないりゆうは、ぼくにも、わからなくてただいかなくちゃておもってた。

きょうは、ふしぎなてんきではれてるのにくらかった。

きっとまえにおとうさんがいってた、にっしょくってやつなんだろう。

神様がつかれてやすんじゃうとなるんだって。

ならきょうの神様はつかれてるんだろうからすこしくらいけどがまんしなきゃ。

ずっとはしってたらとおくにじんじゃがみえてきた。

ぼろぼろでいまにもくずれそう。

まえ、じいちゃんにおしえてもらったとりいってやつもみぎのはしらがおれちゃってたおれてる。

とりいのまんなかは、神様のみちだからとおっちゃいけないってばあちゃんがいってたけどはじっこはあぶなそうだし、だれもいないからまんなかをとおっちゃった。

ぼくが、じんじゃにつくとほんでんってところのなかからだれかのないてるこえがきこえてきた。

こわかったけど、おそるおそるほんでんのとびらをあけるるとなかでかみさまがめをあかくしてないていた。

かみさまに「なんでないてるの」ときいたらといずもからしょうたいじょうがこなかったんだって。

かわいそうだから、ぼくがつれてってあげるというとかみさまは、えがおでぼくにおれいをいった。

ぼくは、かみさまをつれていずもに行った。ばしょはかみさまがおしえてくれた。

しらないからみちにしらないからばしょ。

「こんなところにもりなんてあったんだね」っていったら特別な場所だからお父さんにもお母さんにもないしょにしてねだって。

うん、ここはぼくとかみさまだけのひみつのばしょだ。

いずもにつくと、たくさんの神様がいてその1人がぼくに気づいた。

その神様は、ぼくをたてもののなかにいれてくれて、ぼくは、いろんな神様とおはなしをしてたのしかった。

そとがくらくなってきたからいえにかえりたいっていったら、かみさまは、かなしそうなかおをしてずっも一緒にここにいようといった。

でもおかあさんにおこられるのは、やだからぼくはあえるっていったら、かみさまはぼくになら帰る前にこれを食べなさいっておもちとのみものをくれた。

おもちはふわふわでのみものはしんねんのときにのんだあまざけみたいなあじがした。

そして、ぼくは、家に帰った。

だけど、僕は、まだ出雲にいるよ、ずっと神様とかみさまと一緒に。

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