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魔王様が恋をしました  作者: 藍哀 蒼碧
I : 魔王様
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魔王様。出会う

なんか、何処できっていいか、わからなくなったので中途半端のような気がします

俺様はこの国の魔王。

最近、勇者が俺様の城に向かっているという噂を聞いた。これまで、何人もの勇者が挑んできたがどれも弱すぎる。俺様の力の前では虫ケラ同然だ!


今日も、俺様は平和に過ごしていた。しかし、下の階が騒がしい。


「勇者が来たか」


にやりと笑い、長いマントを翻し玉座に戻った。大きく豪華な禍々しい玉座にどさっと腰を掛け、ふぅと息をつく。肩まである髪を手ではらい、頬杖をついた。


「魔王様!勇者達が来ました!」

「ふっ…今回の勇者もズタボロにしてやる」


俺様はいかにも魔王らしいポーズで魔王らしい顔をして勇者を待ち構える。


ダァン!!


途端、大きな音をたてて扉が開いた。そこには勇者とその仲間が立っている。


『魔王!お前は俺が倒す!そして、俺がこき使ってやろう!』


登場時の台詞がなんとも勇者と思えない。俺様は少し顔を崩してしまった。そして、何度いったか知れないこの台詞。


「ふはは、来たな勇者!この俺様に勝てるものなら勝ってみるがいい!」


そして、俺様の前に勇者達が並ぶ。だが勇者は後列で脚をがくがく震わせている。


(なんだあの勇者…口先だけかよ)


俺様は呆れて溜息をついた。立ち上がり、俺様は仁王立ちをして見下ろすように笑う。手始めに、掌に紫の炎を出す。そして、パーティ全体に攻撃。すかさず僧侶が全体に回復魔法をかける。


「っ!?」


一瞬、俺様の思考回路が停止した。

その僧侶は無表情で前髪が長く、真っ白な髪に綺麗なピンク色の目をしている。シスターのような服をきて、十字架のネックレスを首にぶら下げ青色系統の杖を持っていた。


なんだろう…胸が締め付けられる。ドキドキする頬が熱い。

なんなんだ!これは!


真っ赤になる顔を必死に抑えた。



つづく的な

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