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夏の空

作者: 架空パンク
掲載日:2011/12/02


ビリー・ザ・キッドは、

幸せだったのだろうか。

彼はふと思う。


夏の空に、蝉は鳴いている。


ビリーはきっと、

神様にすら、その銃口を向けただろう。


「くだらねえ世の中だ」


そう決め台詞を口にして。


彼は人殺しだ。

彼は嫌われ者だ。


ビリー・ザ・キッドは、

幸せだったのだろうか。


幸せだったのだと、

彼は根拠のない結論を抱く。


人殺しの感性

自殺志願者の感性


彼は、

それが人間の素晴らしさだと考える。


河原のアスファルトを歩く。

暑い。汗をかいている。


夏の素晴らしさとは、暑さなのだ。


彼は感じる。

自分は感情を抱く。


何にも、どんなものにも則らない

掟破りな感情を。


殺してしまいたいほど人を憎み

死んでしまいたいほど人に恋する


なんて素晴らしい。


夏の素晴らしさとは、暑さなのだ。



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