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00:開戦のゴング



 なんて事なの!

 あり得ないわ!!

 私は仮にも、大陸最強といわれる大国グレンツィアの第一王女。国同士の繋がりのための政略結婚はしっかりと想定の範囲内。

 それが我が国にとって取るに足らない小国である事はこの際置いとく。

 けれど、どうしても納得いかない事があるのよ!!!

 なんで。


「……どういたしました? 私の顔に何か?」

「申し訳ありませんわ。わたくしの夫になる方に直接お会いするのは初めてですから、つい……」


 なんでこの男が私の夫!?

 こいつ、王子どころか、この国の王族ですらない!!!!

 さらに言ってしまえば、一応貴族の端くれだけど、その血筋は下賤の身だと言うじゃない!!!


「私も、妻となる方がこうまで美しいと自然と視線が向かってしまいます」

「あら、いやですわ。お世辞なんて必要なくてよ」


 なによ、この腹の内を探り合う感じ!!

 何なのよ、この男!!!


「どうぞよろしく。美しい奥さん?」

「おほほ、こちらこそよろしくお願いいたしますわ。旦那様?」


 カーン。


 私の脳内でゴングが響き渡ったわ。

 ええ。

 開戦のゴングよ!

 全面戦争と行こうじゃないの!

 

ハイテンションではじめてしまいました。


ちょっとシリアスになる時もあるかもしれませんが、基本はコメディーっぽく明るく進めていけたらいいなぁ、と思います。

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