表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者として召喚された俺(17)嫁と娘を連れて帰宅します!  作者: 雪代ゆき


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

118/142

閑話 冬服

 夏が終わったと思えばもう冬の足音が聞こえ始めた今日この頃、俺たちは冬服を手に入れるためにショッピングモールを訪れていた。


「外はとても寒いですけど、店内は適温ですね」

「空調が効いているからな」

「夏の時も思いましたが、とても便利ですよね。王宮なども似たような魔術がありましたが、それを市井の民が使えるのはとても素晴らしいです」

「科学技術に感謝だな」


俺たちは洋服屋に足を向ける。

洋服屋もこの寒さのせいか、ダウンやニットなどの冬服を全面に推した品出しになっている。


「今日はカズヤさんの服は見ないのですか?」

「俺の冬服はあるしな、今日はセレスの服を見るつもりだよ」

「そうですか……」


そう答えるとセレスはどこか残念そうな表情を浮かべる。


「俺の服も後で見るから付き合ってくれるか?」

「もちろんです!」


とりあえずはここにきた目的のセレスの服を見にいく。


「そうか、ジーンズにも夏用と冬用があるんだよな」

「そうですね、なので、トップスとボトムスも買うことになりますね」


見た目はあまり変わらなくとも、中の素材が違うらしく、断熱効果があるのだとか。

めぼしい服を幾つか見繕い、試着室へ。


「どう、ですか?」


服を着ては俺に見せてくれるセレス。

セーター、ニット、カーディガン。セレスはやはり何を着ても似合う。


「うん、どれもとても似合っているよ。全部買ってしまいたくなるぐらいだ」

「新しく冬服を用意するので、多少は多く買ってもいいですけど、流石に全部は難しいですよ?」

「そうだよなぁ……」


たとえドレスでなくとも着こなしてしまうセレス。なので選ぶのはとても難しい。


「普段着だから着ていて楽な服にしたらどうだ?」

「そうですね、着心地が良いものを選ぼうと思います」


そうしてセレスは時たま俺の意見を取り入れつつ服を選定していく。


「カズヤさん」

「どうした?」

「楽しいですね!」

「そうだな」


イースガルドでは服は品位のために皆オーダーメイドだったものだから、一緒に宝飾品を見にいくことはあっても、服を買いに出かけることはなかった。

なのでこうして出かけるのが新鮮で楽しいのだろう。


「次はカズヤさんの服を見に行きましょう!」

「もういいのか?」

「はい、十分買えましたので!」


この世界でこんな普通の生活が送れるなんて、あの時の俺は考えもよらなかったんだろうな。

そんなことを考えながら俺たちは次の店へと足を向けるのだった。





読んでいただきありがとうございます!



下にある☆を★★★★★にしていただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ