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乙女ゲームの世界でまた虐められているみたいです(5話)

☆虐められていた女子高生は、悪役令嬢に転生したみたいです☆


☆百合注意☆


☆乙女ゲーム悪役令嬢転生物です☆


~5話~


私は、前世は、虐められていました。


しかも交通事故で死んでしまいました。


でも気がつくと乙女ゲームの乙女と王子達が繋ぐ恋の物語に登場する悪役令嬢のイリヤ・マーティンに転生していました。


しかも私の転生した悪役令嬢のイリヤは、破滅フラグ満載のしかも嫌われ悪役令嬢としての有名な悪役令嬢でした。


だから破滅フラグが発生しないように努力をしようと思いました。


前世の記憶を思い出して次の日に学園に向かいました。



「お、おはようございますわ、皆様……」



私は、教室の前で軽く両手を握り締めて気合いをいれて覚悟をして教室に入りました。


そして教室の中にいるクラスメート達に挨拶をしました。


クラスメート達は、私の挨拶を聞いて蔑ますようにじっと私を見つめて私の挨拶を無視をしました。


私は、この乙女ゲームの世界でも虐められるって思い悲しくなり泣きたくなりました。


お昼になると昼御飯を食べる為に食堂に向かいました。


料理を注文すると料理をおぼんにのせてそれを持って席に移動しました。


食堂の席は、どれもいっぱいでしたから相席をお願いしようとしました。



「すいません、相席は、大丈夫ですか……?」



私は、三人の女の子が座っている席に近づくと女の子達に相席をお願いしました。



「っ!?


こ、この席は、使ってください。


私達は、他の席を使います!?」



女の子達は、私が嫌いで同じ席に座りたくなくて慌てて料理を持って席を立ち他の席に向かいました。


私は、一緒に食べるのを拒絶されてそんなにも私の事が嫌いなのかって思い悲しくて泣きたくなるのを我慢をしました。


それから放課後に寮に戻る時に乙女ゲームの主人公(ヒロイン)のアリス・スカーレットと他の令嬢達と楽しそうに仲良く話しているのに気がつきました。



「あ、あの……ごきげんようですわ……」



私は、どうにか勇気を振り絞ってアリスちゃん達に別れの挨拶をしました。



「イ、イリヤ様……!?」



他の令嬢達は、私が挨拶をしたのを見て嫌そうに私を見つめました。


私は、他の令嬢達に嫌われたのが解り悲しそうに他の令嬢達を見つめました。



「っ!?


し、失礼します、イリヤ様!?」



令嬢達は、嫌いの私の側にいたくなくて頭を下げて慌てて去って行きました。


取り残されたアリスちゃんは、ボロボロと涙を流していました。


アリスちゃんが泣くほど私の側にいたくないのだと思いそこまで嫌われているのが悲しくて切なく無理に苦笑いを浮かべて頭を下げてアリスちゃんの側から離れました。



「やあ、イリヤ、こんなところで会うのは、奇遇ですね。


こんなところでどうかされたのですか?」



私の婚約者のルカ様は、私に気がついて甘いスマイルを浮かべました。



確かルカ様は、名ばかりの婚約者でした。


私とルカ様の間には、愛がなくかったです。


ルカ様は、むしろ私の事を嫌っていましたよね。


私にも意地悪をしていたはずです。


だから形だけ微笑んだと思いました。



「あ、あの、今から寮に帰るところです……」



ルカ様に意地悪をされるかもって思い怖怖とルカ様を見つめました。



「っ!?


そ、そうですか……


最近変わった事がありませんでしたか?」



ルカ様は、私の言葉を聞いてムカついたように舌打ちをしました。


そして私の事が嫌いみたいで睨むように私を見つめました。



「い、いえ、変わりは、ありません……」



私は、ルカ様に睨まれるのが怖くて少しだけルカ様から視線を反らしました。



「そうですか……


何か合ったら僕に言うのですよ」



ルカ様は、睨むように私を見つめて遠回しにルカ様が意地悪をするのを誰かに言った許さないって言ったのだと理解しました。



「は、はい、解りました……」



私は、軽く小さく頷いて涙目でルカ様の虐められている事を言わない事を約束しました。



「それならば良かったです。


引き留めて悪かったですね。


それでは、またね、イリヤ」



ルカ様は、私の頬っぺたを軽く叩いて睨むように私を見つめて去って行きました。


私は、破滅フラグに近寄ったのでないかと思い怖くなりました。


この乙女ゲームの世界を無事に生きていけるのか不安になりました。



ーTo Be Continuedー


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