私(アン)にとってのイリヤ様(4話)
☆虐められていた女子高生は、悪役令嬢に転生したみたいです☆
☆百合注意☆
☆乙女ゲーム悪役令嬢転生物です☆
~4話~
~アン・モスキートンのイリヤの専属メイドの視点~
私は、イリヤ・マーティン様の専属メイドとしてイリヤ様に遣えています。
わがままのイリヤ様に遣えるのは、慣れています。
心を殺して人形のようにイリヤ様に遣えたら良いだけでしたから……
でも私の運命を変える出来事が起きました。
イリヤ様は、風邪で高熱を出して寝込みました。
私は、3日間イリヤ様に付きっきりで看病をしました。
看病のかいが合ってイリヤ様の熱が治まりました。
そしてゆっくりとイリヤ様が目を覚まして起き上がりました。
ベッドから起き上がったイリヤ様の雰囲気がいつもの全然違いました。
そうそれは、儚くて良い匂いがして女神様のようでした。
「目覚められたのですね。
風邪の高熱で意識不明の重体だったのですよ」
私は、イリヤ様が目覚めたのを見て安心をしたように微笑みした。
「風邪の高熱ですか……?
心配をかけてすいません……」
イリヤ様は、心配をかけた事を謝りました。
儚くおどおどと微笑みました。
そのイリヤ様のしぐさが可愛らしくてイリヤ様を襲いたくて抱き締めたくなりました。
イリヤ様に興奮をして鼻血が出そうになるのを両手で鼻をふさいで鼻血が出るのを我慢をしました。
「っ!?
い、いえ、今は、ゆっくりと休んでいてください。
私は、少しだけ失礼します」
私は、こんな女神様のようなイリヤ様の側にいたらイリヤ様を襲いそうになりましたから慌てて頭を下げて部屋から出ていきました。
こんなにもイリヤ様を愛しくなったのは、初めてでした。
私は、今のイリヤ様だったら全てを捨てても護るって心に誓いました。
ーTo Be Continuedー