第五章 掃除が好きな者たち、地球でゴミ拾い
次の日、みんなでVillageに行き、特に掃除が好きな生き物たちと出会ってきた。
バロッペは口が大きく、色んなものを吸い込んできれいにしてくれる。「僕は生まれた時から掃除が好きなのさ。」
ヘアボールは汚いものをごしごしと掃除してくれる。「僕は昔から縁の下の力持ちって言われているよ。」
ソナは汚い部屋を掃除してくれる。「サービスが必要な時はいつでも僕を呼んでね。」
グーポウはかなり照れ屋だけど、隠れたところで色々と掃除をするのが好きである。彼はみんなに会うと、恥ずかしがり屋なのですぐ逃げていってしまった。
最後にスィーパーは落ち葉などを吸い込んでくれる。「庭の手入れなら僕に任せて。」
マークの開発したワープシステムで、アイリーンと六人の子供たちは一回地球に戻った。渋谷、新宿など都心部でゴミ拾いを始めた。ゴミを拾っていると、気持ちいいし、道もだんだんきれいになっていく。みんなで話しながら拾うので、楽しくもあった。たくさんのゴミを拾い終わったところで、一同はピヨ星に戻った。
「ピヨピヨ、町をきれいにしてきたよ!」
「それはとても素晴らしいことだね。」