第三十一章 「病気」を担当するジム
ジムは様々な病院で、患者とお話をしたりしていた。
「私の病気が治るのかどうか、これからどうなっていくのか心配で仕方ないのよ。」
「心配になりますよね。僕に何かできることがありましたら、いつでも教えてください。」
そんな時、病院の患者さんたちとジムの前にスモッツが現れた。
「スモッツ!一体どうして君はここにいるんだい?」
「ピヨピヨから応援に行ってあげてほしいって言われたからさ。皆さん、僕の名前はスモッツで、Something Made of Two Snowballsの頭文字をとってSMOTSなんです。今日は病院にいる皆さんに楽しい時間を過ごしてもらいたくて、ピヨ星という星からたくさんの仲間を連れてきました!」
その仲間とは、空を飛ぶじゅうたんのようなカーペトゥ、巻いたり広がったりすることができるロッポ、ふわふわで気持ちのいいフラッフィ、十字の形をしていてあめ粒のたくさんついたクリスタルであった。
患者さんたちは「面白い!かわいい!」と大喜びだった。
ジムは、患者さんたちが病気を抱えていながらも、こんなに嬉しそうにしている様子を見て感動した。彼自身も病気を患っていたが、それでも前向きに明るく希望を持って生きていこうという勇気をもらった感じがした。




