第三章 ピヨピヨとの会談①
「みんな、ピヨ星へようこそ!」ピヨピヨは手を広げて言った。
アイリーンと子供たちは、ピヨ星のFlower Gardenに着いた。Flower Gardenのお花はとても大きくて、お花の上に座ることができる。
「皆さんにお会いできて、とても嬉しいですわ。」ピヨピヨの彼女のピーコは笑顔で言った。
「ピヨピヨ、ピーコ、これからしばらくの間よろしくね。」アイリーンは言った。
「もちろん!」
「私たちが来たのは地球を良くしたいから。私は人間関係で思い悩むことが多くて、仕事が苦手なの。できればみんなお互いに優しくて気持ち良く過ごせる社会にしたいの。」
「ピヨ星では、基本的にそれぞれの生き物はそれぞれのペースで生きている。だからいつでも平和なんだ。」
「なるほど、平和というのは、それぞれがそれぞれのペースで生きて、お互いを尊重することから始まるのですね。」とカナが言った。
「その通り!」
「私は地球の環境を良くしたいの。人間が環境を汚染して、動物たちはとても困っているの。」アナベラは言った。
「それなら、みんなで話し合って、ゴミの処理とか産業と環境保護の両立とかについて検討した方がいいね。」
こんな風に会談していると、ヤセピヨ、デブピヨがベイビーピヨをベビーカーに乗せてやってきた。
「やあ、ピヨピヨ!ずいぶんたくさんのお客さんだね。」ヤセピヨは言った。
「ベイビーピヨを散歩に連れて行ったよ。」デブピヨは言った。
ベイビーピヨは嬉しそうに手を叩きながら、「バブッ!」と言った。
「どうもありがとう!地球から来たアイリーンと六人の子供たちだよ。」
「よろしくお願いします!」
一同はPELLUCID RIVERで星を拾って食べたり、夜はバーベキューと花火をして楽しく過ごした。そしてピヨピヨの家にある展望室から星を眺めたりした。
「地球を良くするには、みんなの力が必要なんだね。」とアイリーンは星空を眺めながらつぶやいた。
「お互い助け合っていけば、きっとどんな問題でも解決できるよ。」ピヨピヨは言った。