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第二十七章 The Earth Teamの活動開始
六人の子供たちがProject Earthについてまず話したのは、自分たちの家族や先生、友達であった。友達は比較的理解を示してくれたが、家族や先生などの大人は、「そんなの無謀よ。」「それは難しいからやめた方がいいよ。」「そんなことしたって時間の無駄よ。」というように非協力的な態度しか見せなかった。
子供たちはこのような大人の発言や態度に落胆することもあったが、それでもあきらめたくはなかった。きっと何かいい方法があるはず。
そこで子供たちは、それぞれ分かれて活動をし、週に1回は集まってミーティングをし、お互いに成果を報告したり、未解決の問題をどうやって解決するか話し合ったりすることにした。
このようにして、The Earth Teamは活動を開始したのである。




