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第二十章 面白い者たち
アイリーンたちは再びピヨ星に戻った。
ネクージーはとても面白い。2個のボールでバランスをとりながら歩くが、転ぶと自力では起き上がれなくなる。
「助けて~!」
アイリーンと六人の子供たちは、そんな風に叫びながら倒れているネクージーを立たせてあげた。
「ありがとう。」とネクージーは笑顔で言った。
トランパーはねじを回すと、ポンチキラッパを吹きながら歩く。
「プッププッププー!」
トランパーの吹く音楽もなかなか面白くて、アイリーンと六人の子供たちは大喜びだった。




