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同志

開いてくださいありがとうございます。

是非是非ブクマや感想などよろしくお願いします。

それでは本編をどうぞ。

「そろそろ時間かな」


三十分程二人で勉強したところで待ち合わせの時間に近づいていた。

俺がそう呟きお互いに勉強道具を鞄にしまう。


「そういえばどんな人なんだろう」


「先輩だっていうことしか分かってないからね」


白羽さんにはそう答えたが後もう一つの特徴は俺は知っていた。

佐倉先輩の思考を読んだので詳しい原因を知っているからだ。

お菓子の食べすぎで太り学校に行きたくなくなったのだ少しふくよかな女子が来るのだろう。


「でも待ち合わせなんだから入口でキョロキョロするはずだから分かると思うよ」


「確かにそうだね」


「ちょっと先にトイレに行ってくるね」


そう言って俺は席を外す。

ドリンクバーで飲みすぎたのだろうか。

勉強の時間が苦痛すぎて何度もドリンクバーで飲み物を注いだからそれが原因だろう。


「勉強って大変なんだなぁ」


普段勉強をしない皺寄せが今きているのだう。

白羽さんに教えて貰いながらだったが半分くらいしか理解出来なかった。

家に帰ったら復習しなければ。

今から少し憂鬱になる。

そう思いトイレを済まし席に戻る。

すると席には白羽さんと知らない女子が座っていた。


「もう磐田くん遅いよ」


「は、初めまして」


白羽さんの向かいに座っている女子が俺に挨拶をする。


「は、初めまして」


「磐田くんこっちに早く座りなよ」


白羽さんが自分の横をポンポンと叩き誘導してくれる。

少し戸惑い白羽さんの横に座る。

そして気になっていたことを耳打ちで聞く。


「え、この人誰 ? 」


「何言ってるの ? 待ち合わせしてたじゃん」


「ということは麻雀部の先輩 ? 」


「そうに決まってるじゃん」


俺はとても混乱していた。

何故なら対面に座っている女子は太っているとは思えないむしろ痩せていると言っても過言ではない。

考えで頭の中がごちゃごちゃしている状態だったが白羽さんが話し始めた。


「改めてになりますが変な連絡になったことを謝罪します」


「き、気にしないでください」


俺の言う通りあの文面に関しての謝罪は二人の時に済ませたということだろう。

菜も知らない女子は無表情の白羽さんに少し脅えているように見えた。

確かに言葉上は謝罪しているが裏がありそうで怖いと思う。

白羽さんも初対面だと緊張しているのだろう。


「それで私が白羽 桃花と申します」


「それで隣に座っている彼が …… 」


「磐田 葵といいます」


白羽さんからの目配せにより自己紹介をした。

それを聞いてか見知らぬ女子も自己紹介を始めた。


「わ、私は清水(しみず) 杏子(あんず)と申します」


「あ、あの私はなんで呼び出されたのでしょうか」


見知らぬ女子改めて清水さんは当然の疑問を投げかけた。

あの文面の誤解は解けたが目的は伝えてないらしい。


「清水さんは麻雀部に所属していますよね ? 」


「は、はい一応」


「その麻雀部が廃部の危機に陥っているわけです」


「あ、そうなんですね」


「それで麻雀部の存続のために麻雀部全員で力を合わせて全国大会を目指すことになりまして」


「ぜ、全国大会 ? 」


清水さんは理解できないという顔をしていた。

それを無視し俺は佐倉先輩との事件について言及する。

それが一番必要だと思ったからだ。


「清水さんが学校に来なくなった原因は佐倉先輩にあると聞きました」


「部長の牧之原先輩から一通り聞いたのですがやはり当事者本人から改めて聞きたいと思うんですが」


「え …… 」


俺の口からでまかせに白羽さんが反応してしまった。

俺は机の下で白羽さんの足を足でぶつけて合図した。

これ以上何も言わないでくれと気持ちを込めて。

幸い白羽さんの無表情により清水さんには伝わってないようだった。


「さ、皐月さんから聞いてるんですね」


「お、お恥ずかしい話ですけど …… 」


と言って話し始めた。


「わ、私と楓ちゃんはお互い皐月さんの勧誘により麻雀部に入ったんです」


「そ、それで皐月さんは生徒会の仕事で忙しく部室には基本二人きりになりました」


「い、今も同じかもしれないですが楓ちゃんはずっとお菓子食べてて」


「わ、私も一緒に居るうちにお菓子を食べることが多くなってしまいまして」


「そ、そのせいで当然の如く体重が …… 」


その後の言葉は濁した。

女の子だから言い難いことなのだろう。

ここまでは佐倉先輩が考えていたことと同じだ。

だからこそ俺が驚いたことを聞いてみた。

オブラートに包みながら。


「元は知らないのですが清水さんはとても …… 」


「は、はい、無事に体重は元に戻りました」


「それじゃなんで学校に来ないんですか ? 」


来なくなった原因が体重が増加したことだとしたら既に体重は元に戻っているので学校に来ているはずだ。

俺たちがこうやって待ち合わせする必要もなかったことになる。

ならば何故清水さんは未だに学校に来ていないのかという疑問が出てくる。


「こ、これも恥ずかしいお話なのですが …… 」


「ひ、引きこもっている最中にあるゲームにハマってしまいまして」


「学校に行くべき時間に寝ているんです」


「 ………… 」


事件の原因以上にくだらない原因のようだ。

白羽さんはそのせいか言葉が出ないようだった。

だが俺は違った。


「ちなみにそのゲームとは ? 」


俺の興味はそのゲームに移っていた。

恥ずかしながら俺もゲーム好きであった。

読んでいただきありがとうございます。

昨日は私情により時間が取れず毎日投稿をできず申し訳ありません。

これからできるだけ毎日投稿を頑張るのでブクマや感想などよろしくお願いします。


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