試練2
今回ほとんど会話はありません!
第2章 試練2
俺は鼻血が止まらず、口の中も血だかけの状態でスライムを噛みちぎり奴の大きさを元の半分くらいにした。
だが、奴がタフなのか全く倒れようとしない…
「勝負はここからだ!」
と、言ったものの俺には何一つ戦略はない、普段は攻略本でどうにか切り抜けて来たから自分で戦略を立てる事がない。
さて…どうしたものか。
木刀で殴る…?嫌奴はほとんど打撃は効かない、ならどうする……俺は全力で考えた、スライムはまだ動こうとしない…どうしたら…
くそっ、考えても仕方がない、適当に攻撃するしかない!
「オラァ!」
俺はスライムとの距離を一気につめ、奴の体を横から殴ったが、やはりこんにゃくを叩いたような弾力しかない…
ここは一旦距離を…っ!
俺が距離を取ろうたら、スライムが動き出した。
地面に体を伸ばし脚の下に潜り混んできたのだ、そして、俺はバランスを崩し顔から地面に倒れてしまう。
スライムは、俺が倒れるこの一瞬を逃さなかった、透かさず背中に周り込み猛スピードで突撃したのだ。
俺は倒れるスピードが上がり、地面との距離が一瞬で無くなり地面に激突する。
「がはァっ!」
肺に入っていた空気が全て外に排出され、体は直ぐに空気を補充しようと、大きく息を吸う。
そして、吸った空気を全身に巡らせようと心拍数が一気に上昇する。
体が落ち着きを取り戻し、体をゆっくり起こす先程の激突で体中が痛い、特に背中がやばい…平手打ちで思いっきり叩かれたような感じがする……
おかしい…奴が居ない、そうスライムが居ないのだ…死んだ? そんなはずはない、だったらどうして?
「どこに行ったあの野郎…」
辺りを見渡すがどこにも居ない…どこだ? どこにいる……
そういえば、背中にぶつかってきた時どこに行ったんだ…まさか!?
「そこかぁ!」
俺は背中に手を回して背中にベッタリ張り付いていた物を取った、手に取れたのは薄く延ばされた奴だった、どうやら勢いが有りすぎて取れなくなったらしい。
だが、チャンスだ。
また噛みちぎれば今の半分の大きさまで削れる、今の半分まで削れば奴も回復できるか分からない。
「どうだ!?」
俺は伸び切った奴を両手で持ち体の真ん中に食らいついた,先程より弾力があったが切り込みが入ればすぐ噛みきれた。
口の中でうねうね動いている…両手に持ってる奴もうねうね動いている、気持ちわりぃ…
口の中の異物と一緒に、手に持ってる奴も投げ捨てた。
奴はまた体の中身が地面に流れて行き、体が半分より小さくなったのが2体できた……
「う、嘘だろ…」
口から出したやつは完璧に消えたが、残りの2つは別々の個体になった。
「一体でもきついのに、2体は無理だろ…」
2体に分かれた奴は、一体の時より素早く目で追うのがやっとだ…
「くっそぉぉー!」
俺の悲痛な叫びと同時に奴の攻撃が始まった。
ここらは、スライムのターンの言っても良かった、2体に分かれた奴は素早く関節次に腰、動きが遅くなって来たら、腹を中心に体当たりしてきた。
俺の脚の関節は完璧に折られている…腕の関節はかろうじて動くがほとんど使い物にならない…
腰も少しでも、動かすと体中で悲鳴が上がる。
もう、痛みでは声も出ない…目の前もどんどん暗くなる、外野の方から声が聞こえる…「頑張って…!」だが、俺には何と言ってるか聞き取ることもできない。
「お、俺はなんでこんな事……」
そう呟いた瞬間俺の意識が無くなった。
初めて感想を頂きました!
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今回は、会話がほとんどありません!
次回、試練が終わります!