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ヒキニートが転生したら使用人だった  作者: おじ丸
使用人なるまで酷道
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魔女の子アリスの家はどこですか

今回の回は男達を倒して無事高台に登りアリスの家を探すと、言うお話です!

第1章 3話魔女のお家はどこですか



俺は、アリスを殺そうとする奴らを倒した後高台に登ってアリスの住んでる山を探している。



「アリスの家は見つかったか?」



先程まで柵に身を乗り出して探していたアリスがこちらを振り向き首を横に振った。



「ううん、見つからない」



そもそも、魔女は見つかったら殺されてしまうのなら、もっと山奥にするで居るかもしれない……

だが、それだとアリスがここまで来れたのが不自然だ。



「アリスはここまで歩いて来たんだよな?」



「そうだよ、アリスこの街まで歩いて来た」



歩いて…山奥にある家なら普通子供1人じゃここまで来れない…ならば、魔法か何かで家が隠されている?



「アリスの家は魔法か何かかかって居るのか?」



アリスは何を聞かれているのかよく分かってない状態だった、




「分かんない、けどお母さん毎日家の周りの柱を確認してたよ」



家の周りを確認? やはり魔法か何かをかけて家が見つからないようにしているのかもしれない…

そうだと、すれば家は山の中の奥にはないと思もうな…



「アリス、お前の家の場所分かったかもしれないぞ」



「ほんとに!?」



アリスはとても嬉しそうに喜んでいた。


アリスの家があるのは、多分ここから1キロほど離れた所にある山の麓だ、あそこの奥の山は木が揺れているのに、麓だけ揺れてない、多分あそこに家を隠して居るんだろうな



「それじゃ、行こうかアリス」



俺がそうアリスに呼びかけるとアリスは笑って



「うん!」


と返事をした。

俺たちは歩き初めて色々な話をした、アリスの親が普段は優しいが怒ったら鬼のように怖い事、料理などが、全くできないため使用人に家事全て任せている事など



街を抜け草原に着いた所で少しアリスと遊んだ、鬼ごっこや隠れんぼなど、小さい子供が喜びそうな遊びを

アリスは途中で何かを思い出した用に顔色が悪くなって行った、



「アリス、疲れたのか?」



アリスは、再び笑顔を作り首を横に振った。

だが、先程のように無邪気に笑わななくなり、それを問うと、直ぐに作り笑いをした。



「アリス、どうしたんだ? 直ぐに家に帰りたいなら、出発するぞ?」



そう聞くとアリスは泣きそうな顔で俺に質問して来た、



「お兄ちゃんは、アリスのお家に着いたら帰っちゃうの?」



アリスは目をぎゅっとつぶり質問の答えを待っている。



「そうだな、直ぐにじゃないけど帰っちゃうかな」




俺がそう答えるとアリスを泣きながら俺に抱きついて来た、まるで赤ん坊が親の指を掴んで離さないように、ぎゅっと



「嫌だよ、嫌だよ行かないでよ、お兄ちゃん」



「どうして、帰っちゃうの? ずっとアリスのお家で暮らしてよ」



きっとアリスには、一緒に遊んでくれる人がほとんど居ないのだろう…

アリスの申し出はうれしいが、アリスの親に迷惑がかかる、ここをどうやって切り抜けるようか……



「アリス、ごめんなアリスのお家で住めるなら、住みたいがアリスの親に聞かないと… それに俺は人間だ、一応この世界では人間と魔女は対立してるのだろ?」



アリスはきっと答えは分かっていたのだろう…

それでも、聞きたかったのだ、断られると分かっていても、実際に断られるとすごく悲しくなる。




「アリス、ごめんなでも、たまに遊びに行くからその時は遊んでくれよな?」



俺が笑いながら聞くとアリスも涙を拭いて笑った



「うん! 約束!」



草原を再び歩き出す時は、俺とアリス何を喋らずにゆっくりと歩いた。

再び草原を歩きだし、残りは後少しで森に着いてしまう、森の中につき少し歩くと大きな館を見つけた一斗とアリスは、綺麗な女の人と出会う。

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