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ヒキニートが転生したら使用人だった  作者: おじ丸
使用人なるまで酷道
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秘めたる力発動

男達から、女の子を守るため後ろに飛び退いたカズトは魔女の子と一緒に逃げ出す。

第1章 2話秘めたる力の発動



俺はこの子を抱いて後ろに飛び退いたのが幸いだったのか、髪の毛が数本切れるだけで済んだ。



「何をするんだ!」



男達が怒りを露わにして睨んでいる



「お前達が罪のない子供を殺そうとするからだろ!」



この子は別に魔女の子として生まれたかった訳ではない、子供に罪はないのだ



「魔女の子として生まれたから罪なんだ!」



こいつらは本気で、魔女を恐れている、だから、害のない子供まで殺そうとしているのだろう。



「そんな事はないだろ! 悪い事をしてないのに殺されるなんて可哀想だろうが! 俺はこの子を抱いて逃げる!」



こいつらは、話を聞いてくれるような奴らではない、ならば逃げる方がいい



「よせ! 魔女の子は置いていけ! お前は見逃すから!」



「俺だけで無くこの子も見逃してくれよ」



「それは無理だこの子は殺すそれは、絶対だ!」



「ならば交渉決裂だぜ、俺はこの子を連れて行くぜじゃあな。」



俺はそう言い終わると、同時に走り出した奴らが色々叫んでいたが無視して走った、途中色んな奴にぶつかったり下が止まらず走り続けた。



「ここまで来たらもう安心だろ…」



小一時間くらいずっと走ったからもう体力の限界だ…



「君も大丈夫だったか? 怪我とかしてないか?」



俺は息を整えながらこの子に話かけた、



「大丈夫」



「そっか、それはよかった……」



「あ、あの助けてくれてありがとう。 初めて普通の人に助けてもらった……」



この子は、今にも何だしそうな顔で俺に感謝を述べた。



「そうなんだな、辛かったよな……」



そう言いながらこの子の頭を撫でた、するとこの子は涙を流しながら何回も何回も頷いていた。



「名前はなんて言うんだ?」



この子が落ち着くのを待ってから俺は色々質問した……



「アリスガーデン」



アリスは少し戸惑いながらそう答えた



「アリスガーデンか…いい名前だな」



アリスは笑顔で頷いた、俺はこの子の笑顔を守りたいと思った、例え誰が敵であろうとも



「家はどこにあるか分かるか?」



アリスに家の場所を聞いたらまた泣きそうな顔になった、きっと迷子になりここまで来てしまったのだろう……



「大丈夫だよ、俺が一緒にお家を探して上げるから」



アリスは目に涙を浮かべながら俺に抱きついて来た。



「アリスの家は山の中だったんだよな?」



「うん、大きな山の中」



山か少し高い所に行けば山がしっかり見えるかもな……とその前に…



「アリス、お腹空かないか?」



アリスは恥ずかしそうに、顔を赤く染めながら頷いた。



「それじゃあ先にご飯でも食べに行こうか」



アリスは嬉しそうに



「うん!」



と返事をした…



俺たちは街から少し離れた所にあるレストランに入った。

お金は女神から貰ったため後もう少しだけ余裕がある。



「アリス好きなの頼んでいいからな。」



アリスは目を輝かせながら、メニューと睨めっこをしている



アリスは30分悩んだ挙句オムライスとハンバーグを頼んだ。



料理が運ばれるまでは、色々な話をした、アリスの家の事だったり親の事だったり、アリスの家は金持ちなのか、家に使用人さんが2人いるそうだ。



「お待たせしました」



「オムライスと、ハンバーグです。」



アリスは目を輝かせながら、ハンバーグとオムライスを食べている

余程お腹が空いていたのかオムライスをお代わりもした。



アリスと高台を目指しながらクレープを食べたりしながら楽しんだ。

この国では、文字はローマ字で書かれているし、料理名などは、日本と同じらしい。



やっと高台に着いた頃にはもう夕方になっていた。

アリスは途中で疲れていたので、おぶっていたら、そのまま寝てしまった。



「やっと着いたか、後はアリスが起きるのを待って家に届けたら任務完了だな笑」



「あぁ、任務完了だな」



しまった完全に油断していた、まだ男たちに追われているなんて思ってもいなかった……



「もう存在を忘れていたぜ お前たち笑」



「それは、ひでぇな俺たちはお前に会いたくて仕方がなかったのによ笑」



今度こそこいつらを倒さないと逃げることは無理だろうな笑

1人から武器を奪って戦うしかないよな…



「お前たちにの狙いはアリスだろ? その前に俺と少し遊んでくれよ笑」



「お前とか? 笑わせるなよ武器も何も持ってないじゃないか」



「あぁそうだな、だが案外行けたりしてな笑」



「そうかよ、それじゃあたっぷりと痛み付けてから、殺してやるよ!」



俺は咄嗟にアリスを地面に寝かしてから、奴に飛びかかった。



「オラァ!」



俺は奴らの手前で着地し、地面を蹴った

すると砂ぼこりにより相手の動きを止めその隙に1人を殴り倒した。



「クソが! オラァ!」



男が一気に飛びかかってきた



俺は一旦距離をとり、武器を構えた



「お前の仲間から武器は貰ったぜ」



「ふざけるな! 絶対殺してやる!」



男達と攻撃を避けながら俺は攻撃をするが、数の差により、相手に攻撃がほとんど当たってない

そのくせ、奴らの攻撃は何発も食らってしまい、体からは血が出て、服は何ヶ所も破けている…




「やるじゃないか、」



「ふん、調子に乗るなよお前もうボロボロじゃないか。」



俺は後1発で気を失うか、死んでしまうだろう…

絶対に、奴らに負ける訳には行かない アリスを守るため。



「死んでたまるか!」



俺は奴らに飛びかかった、そして、1人の手首に持ち頭突きを食らわした、その後武器をまた奪い相手に刺した、奴は呻きながら地面を転がりそのまま息絶えた。



「やってくれたな!」



俺は1人の男に背中を捕まれ、頭を殴られたそこで一瞬意識が途切れて意識が戻ったら目の前に斧を振り下ろそうとしていた。



男が斧を振り下ろし初めてから、世界がゆっくり見える、

そして、斧が、目の前に来たら俺は目をつぶった



『ごめんな、アリス約束守れなくて…』



次の瞬間男達が倒れ始めた、



「どうしてだ? なぜ……もしかしてこれが秘めたる力?」



今の攻撃的にカウンターだろ…

中々強い力を手に入れてしまった、奴らはまだ息があるのがほとんど、なのでロープで気に巻き付けて置いた…

カズトの秘めたる力、カウンターにより男達を倒すことが出来たが次の問題アリスの家を探すが中々見つからない、果たして見つかるのか

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