エンカウント
大学生の守坂アサヒは、本屋のバイトをしながらとある疑問を抱いていた。それは、たびたび本屋に訪れる友人の木蒔マキが、自動ドアに認識されないということだ。それは科学的な原因があるのか。それとも、もっと別の何かがあるのだろうか。そんな不思議な友人と初めて出会ったのは、中学校の図書室前だった。
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