うっかりレンヤ兵衛
少し時間がかかってしまって今回話が少し短くなってます
魔導鎧との死闘の末、勝つことができた・・・・・・はずなのだが今は平原をウルフたちに追いかけられている。
全力で走っているがウルフたちは後を追いかけてくる、むしろ追いついているウルフもいる。
思い出せ、どうしてこんなことになった?・・・たしか林から出て道で休憩して・・・それから町に戻ろうと道を歩いていたら・・・林の中から5匹のウルフが飛び出してきて・・・そのまま走り出したらウルフが追いかけてきたんだ。
一人で5匹のウルフに追いかけられたら死に戻りするしかないじゃないか・・・って、ちがうだろ、一人でならウルフ5匹はきついけど2人なら余裕じゃないか。
ヒスイを憑依召喚をして自身を強化して急停止、その踏み込んだ右足を軸に振り向きながら抜刀、左右のウルフを切り付け追いかけてくるウルフ3匹を迎え撃つ。
左右のウルフは後方に転がりそのまま消える、こちらが止まったことで飛びかかってきた1匹を右下から切り上げると弾き飛ばされて消える。
残り2匹はそのまま脇を走り抜け振り向くとこちらに向かって威嚇している。両手で剣を正眼に構え右前方から飛びかかってきたウルフを切り上げ、返す刀で時間差で飛びかかってきたウルフに剣を振り下ろした。
「ふぅ」と息をつき鞘に剣を戻すとパチパチパチと拍手が聞こえてきた。
拍手に振り向くとそこにはグレイ達がいた。
「あいかわらずすごいな、時代劇の殺陣かと思ったぞ。」
後ろの二人も頷いている。とりあえず憑依召喚を解いて近づくと、
「ところで、ウルフを簡単に倒しているのになんであんなに必死で逃げてたんだ?」
グレイが首をかしげながら不思議そうに聞いてきた。
「あれは・・・ちょっと大変なことがあってそのあと急に追いかけられて慌てて逃げてました・・・」
「大変な事ってなんだ?」
「気にしないでください、ところで露店でカナヤゴさんを見ましたがどうしてここに?それと今日は3人で狩りですか?」
「カナは今鍛冶のスキル上げしてるんだ。それでできた物を露店で売っているんだが毛皮等の素材で足りない物があるから3人で狩りに来たんだ。そしたらお前がウルフに追いかけられてるのを見つけてここに来たってわけだ。
ところでカイトお前・・・・・・」
しまった、憑依召喚状態の戦闘を見られていた。
「風属性魔法結構あげてるんだな、武器に属性エンチャントまで使えるくらいスキルLV上げしてるなんて、てっきり片手剣ばかり使ってるからそっちがメインだと思ってたぞ。」
もしかして属性ごとに武器エンチャントがあるのか?
「あ~、ちょっと違うんだが・・・仕方ない、詳しい話は街に戻ってから相談もかねて説明したい、それとカナヤゴさんにも一緒に説明したい。」
「なにかあるのか?それとそれを俺たちに説明してもいいのか?」
「グレイ達とは1回しかPT組んだことしかないけど、水洞窟の前の一件で信用できると思ったから。」
「そうか・・・わかった。話を聞くがどこかいい場所があるのか?」
話し合いをするのに良い場所はいちお心当たりがある。
「自分が泊まっている宿がちょうどいいと思う、まだそこでプレイヤーを見かけていないから。」
「わかった、カナにはこちらからフレンドコールを送っておこう、合流は西門前でいいか?」
その言葉に頷くとフレンドコールを始めたようだ。
「今は詳しいことは聞かないわ。けどさっきの戦闘のスキルだったら同じ効果のある魔法もあるからそれほど珍しいことではないのよ?」
アリスさんが言うのも最もだけど、
「たしかに剣に属性エンチャントするだけならスキルLV上げればアーツとして覚えれるでしょうけど、そういう訳では無いのです。」
「カナに連絡が着いた、今から露店を閉めて西門で待っておくそうだ。それとレンヤ、PT申請だしておくぞ。」
ぐらいからPT申請が来るとそれを了承し西門に急ぐことにした。
西門につくとカナヤゴさんが待っており一緒に『朝焼けの陽炎亭』に向かうことにした。
大通りの十字路から脇道に入り『朝焼けの陽炎亭』の中入るとヒッツェさん達は夜の仕込みをしているところだった。
「あら、レンヤさんおかえりなさい。この人たちはお客さんになるのかしら?」
「すみません、ちょっと話し合いするために来てもらったのでまだお客さんになるかはわからないですけどね。」
「あら、ざんねん。」と言いながらヒッツェさんは作業に戻って行った。
珍しい光景かもしれないがとりあえずみんなには借りている部屋に移動してもらった。
「レンヤさんってNPC達とかなり仲良いんですね。」
たしかに普通のプレイヤーであればNPC達と仲良くしていたほうが良いというのがβテストから言われていることだ、。
NPC達と普通の友人のように話すプレイヤーは意外と少ならしい。
「普段から普通に話していたらこんな感じになってるだけですよ。」
彼らをただのNPCとしてではなく人間のように話すのは頭でわかっていても難しい。
だけどそんな彼らと毎日の様に話せば人のように接することが可能なんだろう。
「まあ、初日からここにはお世話になってますからね。それによく話していれば仲良くできると思いますよ。」
「そうだな、普通に話せばNPCだからっていう考えは減るだろうな。」
話しているうちに部屋に到着したのでとりあえず部屋の中に入ってもらった。
『レンヤ』冒険者LV11 EXSP11 ギルドカードランク E 所持金 220MGマギー
『片手剣』LV12 『片手銃』LV6 『両手持ち』LV10 『軽鎧』LV8 『気配察知』LV4
『憑依召喚』LV8 『召喚』LV6 『魔力操作』LV5 『遠視』LV10 『回避性能』LV5
控え
『調合』LV5 『ガンスミス』LV6
『ヒスイ』アルキュオネバード LV5
『水属性魔法』LV4 『風属性魔法』LV6 『飛翔』LV5 『風の加護』LV6




