思わぬ障害 襲撃 決着
戦闘シーンをもう少しよくしたいがなかなかうまくいかない
さて、さっそく試し切りと行きますか。
ヒスイには依頼対象を空から探してもらいながら平原を廃灯台のある方角に移動することにした。
林のそばの分かれ道までウルフとホーンラビット以外にもアックスビークを狩りながら移動することになったが新しく買った剣のおかげで前より楽に進めた、どうやら性能はなかなかいいようだ。
ショートソードの時は『獣特攻』の効果があったとはいえホーンラビットはほぼ1撃、ウルフでも多くて2撃だったのが、ヤタガンだとウルフをほぼ1撃、この辺りでは一番強いと思われるアックスビークも苦も無く倒せるくらいになった。
なかなかいい武器だ、ショートソードと変わらない間合いが切れ味が上がっているのがわかる。
さて、憑依召喚の練習はこの林以外だとこっそりできる場所を知らないからな、面倒事を起こさないようにしないと。
林の中は視界が悪いので目撃されにくいというメリットがあるが相手を発見しにくいデメリットでもあるかあるからな。
とりあえずSPも大分貯まってきてるから戦闘用の補助スキルを取って置くとしようか。
まずは視界が悪いくて奇襲されやすい場所で戦うのだから『気配察知』と
『気配察知』SP3
自分以外の気配を強く感じ取れるようになる。
スキルLVに応じて不意打ち確立低下、先制成功率上昇
あとは盾を使わないつもりだから『回避性能』かな?
『回避性能』SP3
スキルLVに応じてEVAが上がる
とりあえずこの2つを取って置くか初期スキルより必要SPが増えるらしいがとりあえず今はまだSPが余裕がある。『調合』と『ガンスミス』は控えに回して『気配察知』『回避性能』をセットしてっと。
これでよし、では分かれ道を林の方に進んで憑依召喚をあげないとな。おっと、ヒスイを召喚石に戻しておかないと『憑依召喚』は使えないんだった。
薄暗く低木や茂みのせいで視界が悪いが『気配察知』のおかげで不意打ちを抑えられるのは精神的に楽になる、ただし集中を解くとウルフたちの気配がつかみにくくなるのは注意が必要だな。
おっと、右手から3匹ウルフがこちらに近づいて来るみたいだ、近づかれる前に憑依召喚を起動して迎え撃たないとな。
茂みの中からこちらに向かって2匹同時に飛びかかってきたが右避け擦れ違いながらウルフに剣を振るい、憑依召喚で強化されたAGIの恩恵で地面を蹴り着地をする前にウルフの首を後ろから切り落とす。
また地面を蹴り茂みの中で飛びかかるタイミングを計っていた最後の一匹の頭に剣を突き刺すと風の刃で頭から全身を貫かれたウルフはそのまま消える。
「ふう、何とか動きに慣れてきたけどスキルLVが上がるたびにこれだときつ過ぎる」
何度か戦闘を繰り返していたが思った以上に戦闘が楽にはなった、ウルフ3匹でも1分かからずに倒せる。
多少攻撃を避けられたとしても剣が纏っている風でダメージが入り1メートル以上の間合いなのに木々に邪魔されることもなく剣を振るうことができるのはかなりアドバンテージがあるといえる。
そのうえ憑依状態であればウルフより敏捷値が上になるようなので逃がすことなく追いつける。
これってPVPで使ったら相手の姿を見失って一撃で倒すとかできそうなんですけど…。
まあ、PVPはやるつもりはないので早々こんなことは起きないだろうな。
しかしメリットばかりではなかった。『憑依召喚』のLVとヒスイのLVが上がるたびにステータスの上昇値が増えるので剣を早く振ってしまったり相手を通り過ぎたりしていた。
スキルが一定値から上がらない木人との戦闘訓練と憑依召喚を使わずに感覚で剣を振るう戦い方ばかりしていたのでこのズレは大変なことだった。
現状だと常に全力での移動ではなくある程度抑えた動きにした方が戦いやすいことにも気づけた。
とはいえ、能力値が上がればまた上昇した敏捷値に振り回されるだろうな。
試行回数を増やして戦闘の数を熟して行くしかないか。
ふと、ウルフとは違う気配がこちらに近づいてきたのに気がついた。
反応は1つだけど動きはウルフより遅い。
ただし、真っ直ぐこちらに近づいてくる。
確認するために横に大きく動いたが怪しい気配はルートを修正してこちらに近づいてくる。
どうやら相手の目的は自分のようだ。
下手に隠れると相手が気付かれたとわかってしまうのでこのまま進むことにした。どうせスキル無しで隠れててもすぐきづかれるだろう。
友好的な物であればいいのだけど・・・。
それから新たに気配が増え3つになった。
増えた気配の内1つはこちらを挟み撃ちにする形で近づいてきている。
最後の一人は距離を少し取った形で近づいておりどうやら直接戦闘をするのは近づいてきている2つの気配のようだ。
3人組のPKなんていい思い出ないんですけど・・・
仕方ない、同時に相手なんてできないしこちらからある程度近づくしかないか。
目の前を巨大な刃が通り過ぎていく当たれば胴体なんか真っ二つになる勢いだ実際何本かの木が着られている。
姿が見えた時にはもう魔導鎧を纏っていたので魔導鎧を出す前に仕留めることができなかった。
向こうの攻撃は一撃必殺、こちらの攻撃は削る程度の威力、憑依召喚を使ってやっと回避ができている状態はきつい。
それにもうすぐでもう一機の魔導鎧がこちらに到着する。
こいつらはあの時の魔導鎧のようだ、細部は変わっているがあの時の魔導鎧とそっくりだ。
風を切る音を出しながら繰り出される突きと薙ぎ払いの全力で避け胴体に一撃を与え続けているがいかんせん威力が足りない。
装甲の薄い場所に当たればある程度切れる事ができるが中のプレイヤーには届かない・・・うん?・・・攻撃力が足りないが装甲が薄いところを切ることができる・・・。
あ、そうか・・・忘れてた、今持っているスキルのことをだったらこれなら・・・どうだ!!
両手で剣を持ち片手で切ることができた装甲が薄い場所を思いっきり切りつけると柄元までしっかりと刃が入り振りぬくことができた。
思わぬ反撃を受け硬直した魔導鎧に駆け寄りもう一撃別の装甲が薄い場所を切りつけると魔導鎧が膝をつき前のめりに倒れた。
おそらく走行を切り裂いた刃が中のプレイヤーに届いただけでなく、剣が纏っていたカマイタチが止めになったのだろう魔導鎧が消えた後に倒れていたプレイヤーは見た目がボロボロになっていた。
そういえば魔導鎧が強いと中のプレイヤーはそんなに強い人は多くないって掲示板にあったな・・・。
だったらもう一人の魔導鎧も同じ方法で倒せるはず。
2体目の魔導鎧を倒すのは簡単ではなかったがまさか仲間が倒されるなんて思っていなかったようで驚き動きが鈍っている間に決着をつけることができた。
『両手持ち』のスキルによるATKの上昇とショートソードからヤタガン変えていたこと、憑依召喚でのヒスイの『風の加護』のおかげだった。
どれか一つでも欠けていたら憑依召喚は切れ攻撃力は足りず魔導鎧2体と同時に戦うことになっただろう。
あと一人のPKはその場から逃げていたがウルフより敏捷値が上がる状態の憑依召喚からは逃げ切ることはできず、追い越しざまに首に一撃とそのままUターンで胴に一撃を入れると倒すことができた。
それと同時にMPが切れ憑依召喚が強制的に解除された。
木に体を預けて息を整えていたが倒すことができたという安堵と極度の緊張による疲労感はここから動くことを拒むようにか案じた。
「もうむり、さすがにもう一度同じことをしろと言われてもたぶんできない。」
何とか東門と水洞窟をつなぐ道まで移動することができた。
MPも自然回復で少しだけ回復したがヒスイの召喚は辞めた、木人との訓練であれだけ疲労状態になってたのに今召喚するのはかわいそうだ。
疲労感は精神的なものだからポーションで直せるわけがないので休憩していたがさすがに明かりが無い状態で暗い夜道を進むのは無理なので日が落ちる前に東門までたどり着かないと。
この後、5匹のウルフに追いかけられる事になるのだが、この時はまだ知るすべはなかった。
『レンヤ』冒険者LV11 EXSP11 ギルドカードランク E 所持金 220MGマギー
『片手剣』LV12 『片手銃』LV6 『両手持ち』LV10 『軽鎧』LV8 『気配察知』LV4
『憑依召喚』LV8 『召喚』LV6 『魔力操作』LV5 『遠視』LV10 『回避性能』LV4
控え
『調合』LV5 『ガンスミス』LV6
『ヒスイ』アルキュオネバード LV5
『水属性魔法』LV4 『風属性魔法』LV6 『飛翔』LV5 『風の加護』LV6




