脱出、空から迫るもの
なかなか戦闘描写がうまくいかない
松明に照らされた部屋には瓦礫や壊れた家具が転がっていた。いちお入口の鉄扉は確認したが鍵が壊れているので開かない。
それとここがダンジョンで間違いなさそうだ、二つ目と三つ目の部屋につながる通路に林の中にいたウルフとほぼ同じくらいのサイズのクモが巣を張って待ち構えていた。
松明を前に突き出しながらクモに近づくと火から逃げようと壁に移動したのでそのまま串刺しにした。
案の定壁には刺さらなかったがクモを倒すには十分だったらしく一撃だった。
『ヘテロポダの牙』
毒はもっていないが噛む力の強いヘテロポダの牙
あのクモの名前は○○クモとか○○スパイダーじゃないのか?聞いたことない名前なんだが?レアなのか?それとも普通?よくわからないネーミングセンスだ。
どっかにある核をつぶさないと無限に再生する怪獣じゃあるまいし・・・
とりあえずレアではなさそうだし隣の部屋もまだ数匹いるみたいだ、アイテムの説明には毒はないと書いてあるがこいつも噛みつき注意ってことか。
まずは一匹づつ確実に仕留めていかないと・・・・・・
たいまつの火で牽制しながら蜘蛛の相手をしていると2階への階段を見つけた。
階段自体はそんなに壊れていないので登るには問題なさそうだ。
とりあえず道中で倒したクモのドロップ品は
『ヘテロポダの横糸』
粘着性のないヘテロポダの糸
丈夫で加工のしやすい
を4個と新たに『ヘテロポダの牙』を3つが手に入った。
クモがいた部屋を調べてみたが使えそうなアイテムは特に無かった。
とりあえず階段を上って2階に行くことにする。
2階には窓があったがすべての窓に板が打ってあり破壊することはできなかった。
2階にはモンスターが居なかったので探索は楽にできたがアイテムは何も見つからなかった。
それと3階に上がるには階段ではなく梯子だった。
3階に上がれば外に出られるからもしかして降りられるかもと思い梯子を上ると、そこには1枚の羽根が落ちていた。
3階は壁が水洞窟がある海側に1枚あるだけで残りは瓦礫の山だった。
ただその壁の近くに大きさがおかしい鳥の巣のようなものがあった、おそらくシュライが言っていた大きな鳥の巣なんだろう。
素の中には卵は無くからっぽでだったが1枚だけ羽根が落ちていた。
『大きな風切羽』
かすかに魔力を感じる大きな風切羽
なんともおおざっぱな名前のアイテムだことで。
ショートソードと同じくらいのサイズの羽根の持ち主の名前が無いってことは何かしらのイベントモンスターになるってことか?
巣の大きさもかなりのサイズだ3回の床の半分が鳥の巣のになっていると思える。
だいたい1辺が10メートル前後か?今ここにその鳥がいなくてよかったよと思えるよ。
それにここからだと林の方を確認できるけど隠れているのか誰もいないように見える。
諦めたのか?それともそう見せかけて扉をあけて出てくるのを隠れて待っているのか?ここから『遠視』のスキルで覗いてみても林の中に隠れていたらさすがに見えない。
さて、どうする?廃灯台かんしては召喚術に関係あるかもしれないというわけで来たがそれに関しては『大きな風切羽』を拾ったことで用はなくなった。
でもここから脱出するにはここから一階の屋根に降りないといけないがそれでは林から丸見えになってる。
仮に見つかったとして水洞窟の方に降りれる階段には先に到着できるかもしれないが降りている途中で追いつかれるだろう。
それに今見つかれば向こうはここに上っても来れるはず、ここはセーフティエリアではないからログアウトはできない。
誰かに救助を頼むにしてもフレンドはまだ無し書き込みという手もあるが確実に間に合うかは来てくれるかどうかも分からない。
何かないか・・・倒すにしても『鎧通し』のようなアーツはまだ覚えてない、MP切れを狙うにしてもおそらく魔導鎧を身に着けていればここから直接地面に飛び降りて無傷の可能性もある。
『鎧通し』を使わずMP切れで逃走をさせず1対1の状態で相手を倒すなんてできないよな・・・
向こうの方から行動されるとは思わなかった、とっさに隠れたけど2階に降りれなかったのは痛い、それに2体の魔導鎧で来るなんて思わなかったし、まさか本当に3人目がいるとは思わなかった。
おそらくこの廃灯台の周りを調べて出入り口が無かったからここに来たのか?それなら3人とも中に入ってくれれば楽になるんだが、・・・うん?あれはなんだ?
南の方からだんだんと近づいてくるのが見えるけど複葉機?でもこの『MMO』で飛行機を作ったってのは聞いたことない。
様子を見ながら掲示板で軽く検索をしてみたけど『作ってみたい』とか『作らないといけない場所ありそう』しか検索に引っかからない誰かこっそり作ったってこと?
でもだんだんと近づいてくる物がはっきりしてくるとあれは飛行機じゃない!2対の羽をもった大型の鳥だ。
どうやらPKのPTも近づいてくる取りに気づいたみたいだ、あの鳥もしかしてこの巣と羽根の持ち主か?
そして次の瞬間、体がふわりと浮かぶ感覚と何かが背中に強く当たった感覚があったがまた体が浮きそうになるのを必死に耐えることしかできなかった。
それはただ2対4枚の翼をもった鳥が通り抜けて行っただけだった。
『レンヤ』冒険者LV7 EXSP10 ギルドカードランク E 所持金 55MG
『片手剣』LV9 『片手銃』LV6 『両手持ち』LV7 『軽鎧』LV6 『ガンスミス』LV5
『憑依召喚』LV1 『召喚』LV1 『魔力操作』LV1 『調合』LV3 『遠視』LV6
2対4枚の鳥のモデルは『ミクロラプトル・グイ』という恐竜
脚ににも羽が生えていたので前後の4枚の羽を使って複葉機のように翼を広げに空を飛んでいたのでは?という説があります。




