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0、 プロローグ

――――何故、こうなった?


途中まで順調だった筈だ。

そう、自分にミスは無かった。これは間違いない、断言できる。


今日は自分の仕事が無事終わり、友にさよならを告げ、後は帰るだけだった。

………だったのにな。


不意に膨大な光に包まれたと思ったら、気づけば周りの風景がガラリと変わっていた。

だが、別にこれは()()()()()()()()()

問題は――――


「お、おい、此処は何処なのだ!?」


「………目、眩しい」


「これは、一体……」


女が集まれば姦しいと言うが、この状況で騒がないでいられる奴はいないだろう。

俺の周りに目を向けると、今まさに別れを告げた友の姿があり、皆一様に困惑している。

当たり前だ、俺だって混乱している。


しかし、まあこれだけは言わしてくれ。



………本当に、何故お前らが巻き込まれてんだよ。




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