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『黙示文』

作者: 鈴鏡 涙刃

えーと、お久しぶりです!

テスト期間中での更新・・・ですはいw


ずーっと考え事をしていると、

この短編の内容しか出てこなくて、

書いてみました。

「長編はどうなっているんだよ!」


はい、全くその通りです。

テスト終わり(14日)前後には更新出来ると思いますので、

どうぞよろしくです!

教室前から4番目で右端の席

私の席は常に変わらずそこだった。


番号はどうでも良かった


だって私には関係ないもん

『4』が『死』を彷彿しようと

『19』が『逝く』になろうが

どちらにしろ私には『言葉』にする事の無い『言葉』だったから。









『言葉』には全て意味があり

そして

この世がある限り受け継がれていく


それを向けられた相手は何かしらの感情が生まれ

また向ける事になった本人にも何かしらの感情がある





はずだった










独りを複数で取り囲み意味も無く『4』を連呼する学生

愛も無いのに『ダイスキ』と言う真夜中の住人


行く気も無いのに『ワカリマシタ』を言う会社員

滅んで欲しく無いが『インセキガフッテコレバ』と言う白黒さん










みんなそれは本心なの?

やっぱり道化師のお真似ごと?

こんなのサルの司令官さんでも出来るじゃない?

ホント言っていて怖くないの?








その『言葉』が本当になったら・・・と?









もしその子が『4』んだらどうするの?

思いもしていない相手を『ダイスキ』になったらどうするの?

『ワカリマシタ』の一言でオールナイトする事になったらどうするの?


『インセキガフッテコレバ』・・・降って滅びたらどうするの?










だって『言葉』は意味持つものだ

個人が思ってなくてもやいばになる




私は『言葉』が現実になった










ある日


目の前で両親が『4』んだの

理由は単純







『パパトママナンテシンデシマエバイイ』








その一言で二人の人生は幕を閉じたの

まるで糸を切られた操り人形

二度と動く事の無い人形さんになってしまったわ

体を揺さぶっても動かない


だけど



『生き返ってよ』



なんて『言葉』は何度叫んだものか




結局切れた糸は繋がる事は無かった

当たり前





ヒトは『生き返らない』のだから






その後

周りからは畏怖の意を込め

『地獄の子』なんて呼ばれたっけ?

それが色んなところに伝わった頃には私はすでに逃げていた

ゴールの無いスパイラルロード

目なんて何度も回したわ













だから思う狂乱に満ちた世界だと

だから悩んだヒトは居て良い物なのかと

だから考えた滅びればと

だから口にしようとした





『滅びろ』






なーんてね







けど出来ない

いやさせてくれなかった





同じクラスの最後尾

左から二番目の『彼』

今も昔も姿を変えないあなたは

世界を滅ぼす前に






「君の『言葉』も全て受け止める」



だなんて



あんなジョーカーの出し方初めて見た

大富豪ならスペードの3で返されて当たり前のタイミング

それと少し無愛想だった


けど私は嫌いじゃ無かった

あんな『言葉』の使い方する人

初めて見た

温かくなった


それにあのタイミングは



むしろ・・・。









だからだと思う

今、隣の白黒君と変態ちゃんが

私と彼と一緒に居られて



時たま




「ねぇ、私、この世が好き」





なんて他愛も無い事を私が言ってみんなが『笑える』のは。

いかがだったでしょうか?

短編の割には珍しく明るめの内容・・・っぽくしてみましたが、

やはり、何かを伝えたいが為に必死で(焦)

また駄文になっていると思いますが、

最後まで読んで頂きありがとうございます!


この小説が少しでも皆様の心のどこかに残れば幸いです。


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