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第6話: 幻影のエンジン、加速する陰謀


アイギスの地下施設、その一角に設けられた私の専用ラボは、今日も不夜城と化していた。壁一面を埋め尽くすホログラフィック・ディスプレイには、Zゼニスとその組織に関する膨大な情報が絶え間なく流れ、明滅を繰り返している。あの宇宙ステーション乗っ取り計画の全貌を掴むため、私は連日、睡眠時間を削ってデータの海を泳ぎ続けていた。

「…くそっ、Zの奴ら、あんな大掛かりな計画を進めておきながら、これだけ尻尾を掴ませないなんて、悔しいけど凄すぎ…一体どういう神経してるんだ…!」

苛立ち紛れにコンソールを叩くと、頭に装着した猫耳型AIユニット「フェリシア」から、やや呆れたような合成音声が響いた。

『マスター、交感神経系の負荷レベルがレッドゾーンに突入しています。心拍数、血圧ともに異常値。過労死ラインです。強制的な休息、あるいは“例の思考退避モード”への移行を強く推奨します』

「うるさいわね、フェリシア!今はそんな悠長なこと言ってる場合じゃないの!」

ハイパーサイメシアを持つ私の脳は、一度見聞きした情報を決して忘れることができない。それは時として強大な武器になるが、同時に、処理しきれない情報の奔流が悪夢となって私を苛む。フェリシアは、その濁流から私を守る防波堤であり、唯一無二の相棒だ。

そんな焦燥感に包まれていた私の元に、旧知のフリーランスハッカー集団の一人、J・J「ジャンク・ジャック」から、何重にも暗号化されたメッセージが届いた。彼はかつて私のハッキング技術に憧れて弟子入りを志願してきたものの、そのあまりにフリーダムすぎる性格と私の多忙さが相まって、結局はつかず離れずの協力関係に落ち着いた、腕は確かだが少々変わり者の男だ。

『M嬢(ミストレス・ミラー、奴は私のことをそう呼ぶ)、とんでもない“お宝”の噂を掴んだぜ。「F-165」…このコードネームに、何かピンとくるものはあるかい?』

F-165。その文字列を反芻した瞬間、私の脳裏にある仮説が閃光のように駆け巡った。アイギスの極秘データベースにアクセスし、関連情報を検索する。しかし、公式には「F-165」という型番の戦闘機は存在しない。…そう、公式には。

「まさか…あの“ゴーストプラン”のことだというの…?」

私の呟きに、フェリシアが即座に補足情報を表示する。それは、軍事史の闇に葬られた、ある戦闘機開発計画の系譜だった。

百数十年ほど前、当時の地球最強と謳われた戦闘機「F-55 ファントム・ストライク」。その革新的な極音速エンジン技術は、他国との圧倒的な技術格差を生み出した。その後、各国はこぞって高性能戦闘機の開発に乗り出すが、その裏では、開発国がわざと性能をデチューンした機体を友好国(あるいは敵対国にも)輸出し、それを仮想敵としてさらに高性能な自国機を開発するという、終わりのない軍拡競争が繰り広げられていた。そんな歪んだ戦闘機産業に終止符を打ったのが、完全自律型の亜光速無人戦闘機「F-100 スーパー・ナイトメア」の登場だった。人間が搭乗することを完全に排除した代わりに、機動性、火力、索敵能力、全てにおいて有人機を凌駕するF-100は、まさに空の悪夢。これにより、有人戦闘機の時代は終焉を迎えたかに思われた。

しかし、一部の技術者たちは諦めていなかった。最大のネックだったパイロットへのG(重力加速度)負荷の問題を、サイコキネシスによって生成する特殊な慣性制御フィールド「サイコ・コクピットシールド」で克服。さらに、高度な人工知能との連携により、無人機に匹敵、あるいはそれを超える戦闘能力を発揮する次世代有人戦闘機計画――それが「F-150 グリフォン計画」だった。だが、当時のアメリカ政府内で、そのあまりにも強力すぎる性能と、サイコパワーという未知の要素への倫理的な懸念から激しい反対運動が起こり、計画は凍結。関連資料は全て破棄された…と、されていた。

F-165は、そのF-150計画のさらに先にあった、まさに幻影ゴーストの機体。もし、その資料が個人レベルで密かに受け継がれているとしたら…。

「…Zに狙われる。間違いなく」

私は戦慄した。Zが宇宙ステーションを乗っ取るために、あるいはWの「オメガの力」を制御するために、この失われた超技術を欲しないはずがない。


***


私は直ちにアイギスの所長、九十九オリヴィアにこの情報を共有した。所長室の巨大なデスクで、相変わらず胸元をはだけさせたオリヴィア所長は、私の報告を聞き終えると、珍しく真剣な表情で顎に手を当てた。

「F-150計画…懐かしい名前ね。あの計画の核心技術は、単なるエンジンじゃなかった。パイロットのサイコエネルギーを直接推進力に変換し、機体周辺に生成した特殊な時空間フィールドで慣性をほぼ完全に制御、理論上は亜光速領域での自由自在な機動を可能にする…まさに、パイロットの“意志”そのものを翼とするようなシステムだったのよ。当時の計画は無人機に支配された人類の空を取り戻し、解放する意味を込めて、自由への翼という大層なコードネームがついていた。もしかしたら、Wと関連があるかも」

オリヴィア所長は、彼女の執務室の壁に埋め込まれた巨大なタッチパネルを操作し、古い設計図のようなものを表示させた。

「そして、そのフィールド生成理論の基礎には、私の父…かつて地球最高の天才物理学者と呼ばれた男が提唱した、初期の“オメガ粒子仮説”が応用されていたという説もあるわ。父は、この宇宙には我々の知る物理法則を超えた、別の次元に由来する未知の素粒子――オメガ粒子が存在し、それが生命や意識の根源にも関わっていると考えていた。Wという少女が子宮をゲートとして別次元からエネルギーを引き出しているというあなたの仮説…もしそれが正しいなら、Zは父の理論を悪用し、Wをその“鍵”として、そしてこのF-150のエンジン技術を“通路”として、オメガの力を引き出そうとしているのかもしれないわね」

オリヴィア所長の父親。その存在はアイギス内部でもトップシークレット扱いだったが、彼が遺した研究こそが、Zの暴走を止める鍵になるかもしれない。そして、それは同時に、Wという存在の謎を解き明かすことにも繋がるだろう。私は、生殖能力と引き換えに子宮から無限のエネルギーを引き出すというWの力のメカニズムが、この「オメガ粒子仮説」と深く結びついているのではないかと推測していた。

「F-150計画のオリジナル資料…もし現存するなら、それは計画の元主任設計者だったアーサー・ペンフィールド博士が密かに保管していたもの以外にありえないわ。彼は数年前に亡くなったけど、一人娘のリリアナ・ペンフィールドさんが、人里離れた山荘でその遺産を相続し、隠遁生活を送っているという情報がある」

オリヴィア所長は、リリアナさんの顔写真と山荘の衛星画像を表示した。

「個人レベルでの所有…一番危険なパターンよ。Zに嗅ぎつけられる前に、私たちが保護するしかないわ」


***


私、クヲン、そしてシンシアの三人は、アイギスが保有する最新鋭のステルス輸送機「サイレントアウル」に搭乗し、リリアナ・ペンフィールドさんの山荘へと急行した。機内では、それぞれの準備が進められていた。

シンシアは、普段のメイド喫茶でのバイト時に使っている銀髪のウィッグを外し、艶やかな黒髪をサイドテールに結い上げていた。こちらが彼女の本来の姿だ。

「今回はウィッグなしでいくわ。こっちの方が気合が入るし、何より視界がクリアだもの。目の前で撃たれた弾丸だって避けられるけど、水だけは勘弁してほしいわね」

彼女はそう言って悪戯っぽく笑ったが、その瞳の奥には、水アレルギーという自身の弱点に対する強い警戒心が滲んでいた。アイギスから支給された新型の防水ナノコーティング剤を、念入りに肌と戦闘服にスプレーしている。

クヲンは、支給された新型のサイコフレーム強化型バトルスーツの最終調整を行っていた。私の戦闘訓練は受けているものの、正直言って筋力も戦闘センスも絶望的にない。だから、もっぱら敵の無人兵器群をハッキングして同士討ちさせたり、逆に味方につけてしまったりという電子戦が私の専門だ。クヲンやシンシアのような直接戦闘は、私にはリスクが高すぎる。

「私のサイコシールドは、車のフロントガラスみたいなものだからな…」

クヲンは、自身の体表を覆う淡い光の膜に触れながら呟いた。

「広範囲の衝撃にはある程度耐えられるけど、一点に鋭い攻撃を受けると、簡単に砕け散ってしまう。無痛症でダメージを認識しにくい分、このシールドが破られたら、一瞬で肉体が崩壊しかねない。常に細心の注意を払わないと…」

彼女のサイコパワーは、通常、限界を超えて使用しようとすると脳に異常な負荷がかかり、それが警告となる。しかし、無痛症のために物理的なダメージのフィードバックがない彼女は、その負荷をある意味で相殺してしまっている。際限なく引き出して使えるが、使い過ぎればある時突然死ぬ可能性がある。それはまさに、諸刃の剣だった。

リリアナさんの山荘は、深い針葉樹林に囲まれた、まるで絵本から抜け出してきたかのような美しい場所にあった。しかし、その静寂は既に破られていた。山荘の周囲には、黒ずくめの戦闘員と、蜘蛛のような形状をした自律型戦闘ドローンが展開し、明らかに臨戦態勢を取っている。Zの組織もまた、F-150計画の資料を嗅ぎつけていたのだ。そして、彼らを指揮しているのは、おそらく幹部のLエルだろう。彼女の得意とするステルス潜入と電子戦の気配が濃厚だった。

「思ったより早かったわね…!シンシア、クヲン、突入するわよ!リリアナさんの保護と、資料の確保を最優先に!」

私は輸送機「サイレントアウル」のコンソールから、山荘の旧式なセキュリティシステムに瞬時にアクセス。ファイアウォールを突破し、監視カメラの映像をジャックする。

「敵のドローン部隊は私が無力化する!二人とも、建物内部へ!」


***


サイレントアウルが山荘の庭に強行着陸すると同時に、私、クヲン、シンシアは機外へと飛び出した。周囲からは、既に敵のドローンからの銃撃が始まっている。

「この程度の弾幕、私にはスローモーションにしか見えないわ!」

シンシアは、降り注ぐ弾丸の雨を、まるで踊るように最小限の動きで回避しながら、腰のホルスターから愛用の大口径ハンドガンを抜き放つ。二丁拳銃を構え、驚異的な思考反射と精密な射撃で、次々とドローンのカメラアイや関節部を撃ち抜いていく。その姿は、黒髪のサイドテールを風に靡かせ、まさに戦場を舞う双銃の鬼神だった。

クヲンは、サイコキネシスで周囲の倒木や岩石を浮き上がらせ、即席のバリケードを形成。敵の銃撃を防ぎながら、リリアナさんがいると思われる山荘の母屋へと突き進む。

「シンシア、援護ありがとう!ミラー、リリアナさんの正確な位置は!?」

「母屋の二階、一番奥の書斎のはず!ただし、そこへ至る通路には複数の赤外線センサーと感圧式トラップが仕掛けられているわ!気をつけて!」

その時、敵の一人がロケットランチャーのようなものを構え、山荘の庭にある古い貯水タンクを狙って撃ち込んだ。ドォン!という轟音と共にタンクが破裂し、大量の水が飛沫となって周囲に降り注ぐ。

「くっ…!まずいわ、シンシア!」

私の警告と同時に、シンシアの顔が苦痛に歪んだ。防水コーティングのおかげで直接的な水濡れは最小限に抑えられたものの、高濃度の水蒸気と細かな水滴が、彼女の敏感な肌を刺激し始めていた。

「ぐぅ…!やっぱり、水は最悪ね…!でも、これくらいなら…まだやれる!」

シンシアは歯を食いしばり、戦闘を続行する。

母屋に突入したクヲンは、Lが遠隔操作していると思われる強化サイボーグ兵士数体と遭遇した。サイボーグ兵士たちは、腕部に内蔵されたパイルバンカーやレーザーカッターで、クヲンのサイコシールドを一点集中で攻撃してくる。

「この攻撃パターン…私のシールドの弱点を的確に…!」

クヲンは巧みなフットワークとサイコパワーによる短距離跳躍を駆使し、攻撃を分散させようとするが、数に押され徐々に追い詰められていく。

一方、私は輸送機内で、敵のドローン部隊の制御システムへのハッキングを続けていた。Lが構築したファイアウォールは強固だったが、アイギスで強化されたフェリシアと私の連携の前には、時間の問題だった。

「L…あなたの電子戦の腕は認めるけど、私を相手にするには百年早いわよ!」

ついに敵ドローンの制御権限の一部を奪取。プログラムを書き換え、ドローン同士を同士討ちさせたり、機能不全に陥らせたりしていく。

「フフフ…ミラー、あなたのその自信、いつまで続くかしら?」

突如、輸送機の通信システムにLの声が割り込んできた。

「ペンフィールド博士の遺した本当の“お宝”は、デジタルデータなんかじゃないのよ。彼の手書きの設計図、推敲を重ねた理論ノート…それこそが、どんなハッキングでも盗めない、唯一無二の至宝。そして、それはもう、私の手の内にあるわ」

モニターに、山荘の地下深くにある隠し書庫の映像が映し出される。そこには、リリアナ・ペンフィールドさんが拘束されており、Lの部下が古びた革張りのノートや羊皮紙の設計図の束をケースに詰めている姿があった。

「考えを改めなさい!おじい様の研究は…決して、あなたたちのような悪党に渡していいものじゃない…!」

リリアナさんの悲痛な叫びが響く。

その資料の中には、オリヴィア所長の父親が提唱した「オメガ粒子仮説」に関する未公開の記述や、もしかしたらWの子宮内制御コアと共鳴し、その暴走するオメガの力を安定化、あるいはさらに増幅させる可能性のある、特殊なエネルギー回路図のようなものも含まれているのかもしれない。Zは、このF-150計画のエンジン技術を、Wを完全な「兵器」として完成させるための、最後のピースとして利用するつもりなのだ。

「シンシア、クヲン!地下書庫よ!急いで!」

私の指示を受け、シンシアは水アレルギーの症状に耐えながらも、最後の力を振り絞って敵兵を薙ぎ倒し、クヲンはサイコ・ブレードでサイボーグ兵士を両断し、地下書庫へと急行する。

地下書庫では、既にLの部隊が資料の大部分を回収し終え、撤退準備にかかっていた。

「ここまでよ!」

クヲンとシンシアが立ちはだかる。最後の激戦が始まった。

Lは直接戦闘には加わらず、遠隔から部隊に指示を出しつつ、書庫のデータを消去するプログラムを実行しようとする。

「あなたたちに渡すくらいなら、全て消し去ってあげるわ」

しかし、その企みは私が阻止した。

「残念だけど、L。その程度のバックドア、私が見逃すとでも思った?」

書庫のデータ消去プログラムは起動せず、逆にLの使っていた端末に強烈なカウンターハッキングが仕掛けられる。

「ぐっ…!ミラー、あなたという女は…!」

Lは忌々しげに呟くと、部隊に撤退命令を出した。

「フン、まあいいわ。最も重要な“種”はいくつか手に入れたもの。このエンジンが、私たちの“方舟”を宇宙そらへと導く翼となるでしょう」

Lの部隊は、特に古い羊皮紙の設計図と、試作エンジンのコアパーツと思われる小さな金属塊を強奪し、煙のように姿を消した。


***


リリアナ・ペンフィールドさんは無事保護され、山荘に残された資料の大部分はアイギスによって回収、厳重に保管されることになった。しかし、Zの組織に最も核心的と思われる情報とパーツの一部が渡ってしまった事実は重い。私はヘッドホンを外してため息をついた。

「本当に重要なものはいつの時代もアナログ、か…」

アイギスに戻り、オリヴィア所長と共に回収された資料と、Lが奪っていったもののリストを照合する。

「…やはり、持っていかれたのは、父のオメガ粒子仮説に関する直筆の考察ノートと、F-150エンジンの試作コア…あのコアは、特定のサイコエネルギーと共鳴して、異次元からオメガ粒子を引き出すための触媒だったのかもしれないわ。Zは、Wの体内に埋め込んだ制御コアと、このエンジンコアを連動させ、W自身をオメガエネルギーの無限生成装置兼、超兵器のパイロットにしようとしている…そんなところかしら」

オリヴィア所長の顔は、いつになく険しかった。彼女の父親が夢見た未来とは、あまりにもかけ離れた形で、その理論が悪用されようとしているのだから。

私は、ZがF-150…いや、F-165の技術を完全に手に入れ、Wをそのパイロットとした場合の戦闘シミュレーションをフェリシアに実行させた。表示された結果は、絶望的なものだった。宇宙空間での亜光速戦闘、法則を歪めるオメガ・ブラスト、そして惑星規模の破壊力…。

「そんな…仮にこんなものが完成したら…地球は、本当に終わってしまう…」

その頃、Zのアジトでは、Lが持ち帰ったエンジンコアのパーツとペンフィールド博士の直筆ノートを手に、Zが静かに告げていた。

「フフフ…これで“方舟”の翼が手に入った。あとは、この翼を動かすための魂を完全に目覚めさせるだけだ。Wよ、お前の真の覚醒の時は、もう間近に迫っているぞ」

その言葉に応えるかのように、調整カプセルの中で眠るWの下腹部の十字の紋章が、これまで以上に強く、そして禍々しい光を放ち始めた。

幻影のエンジンは、今や現実の脅威として、世界を破滅へと加速させようとしていた。


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