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異世界でも発注管理 〜日本から発送されます!〜  作者: 班長
1章 モルントの街
34/39

1章-32 商人組合に大量納入

遅くなってしまいましたm(_ _)m

よろしくお願いします。

 昨夜は旅の疲れもあり、布団でゆっくりと過ごしているうちに2人とも寝てしまったようである。


 「フミト様、朝ですよ!」

 「ん?もうそんな時間か…」

 「さっそく、朝ごはんを作ってみたのですが…。」

 「お、ありがたい。」

 「では、用意いたしますね!」


 リビングに向かうと、そこには美味しそうな料理が並んでいた。


 「朝は、フレンチトーストとおかずになります。」

 「問題なく、発注管理は使えたみたいだね。」

 「はい! フミト様と同じように使えました。」

 「それじゃあ、いただこうか。」

 「どうぞ、お召し上がりください!」


 「ありがとう、美味しかったよ。」

 「それは良かったです!」

 「調理器具とかに不足はなかった?」

 「今のところ大丈夫だと思います。」

 「なら、商品をマジックポーチに詰め替えて、

  さっそく商人組合に行こうか。」

 「はい!」


 頼まれていた商品と香辛料をマジックポーチに詰めて、商人組合へと向かうのであった。


 「ようこそ商人組合へ。本日はどのような

  ご用件で?」

 「フェロンさんに相談ごとがあってきたのですが…

  お願いできますか?」

 「分かりました。では、この番号札をもって少々

  お待ちください。」


 1番の番号札を受け取って、1分くらいで自分の番が来た。


 「1番の番号札をお持ちのお客様、1番の商談室に

  お入りください。」


 商談室に入ると、フェロンさんが待っていた。


 「フミト様、お待ちしておりました。仕入れの旅は

  いかがだったでしょうか?」

 「お久しぶりです。仕入れは上手くいきました。

  ですので、商人組合へと持ってきました。」

 「ありがとうございます。では、量も量ですので

  倉庫の方へお願いしてもよろしいでしょうか?」

 「倉庫ですか?」

 「えぇ。商人組合の隣の建物が倉庫になって

  いまして、備蓄などはそちらに保管して

  あるのです。」


 フェロンさんの案内で隣の倉庫に向かうと、そこには数人の従業員が待機していた。


 「では、フミト様。まずはお願いしたものを

  出して頂いてもよろしいでしょうか?」

 「わかりました。」


 「こちらが頼まれていた商品になります。」

 「食塩と砂糖が、見たことがない容器に

  入っているのですが…。」

 「あぁ、それは”ビニール袋”というものに

  なります。」

 「ビニール袋ですか?」

 「えぇ、軽くて水を通さないという特徴が

  あります。」

 「それは便利ですね!」

 「あとの小麦粉は紙袋に、なたね油はガラスの

  ビンに入っています。小麦粉が10tと

  なたね油が1kL、あとは1tずつになっています。」

 「お願いした商品すべてそろっているとは…

  ほんとうに助かりました。すべて通常価格で

  購入させて頂きますので、金額はこのように

  なります。」


 フェロンさんに提案された価格は以下の通りである。


 <販売単価>

  ・小麦粉    銀貨 1枚 / 1kg

  ・食塩     銅貨50枚 / 1kg

  ・砂糖     銀貨25枚 / 1kg

  ・なたね油   銀貨 5枚 / 1L

         販売価格 金貨405枚


 「それで大丈夫です。」

 「ありがとうございます。では、次に香辛料の

  確認をさせて頂きます。」


 今度は、香辛料を倉庫に取り出した。


 「前回の40倍の量を準備させて頂きました。」

 「それでは、全て購入させて頂きます。今後は

  毎月一定量購入させて頂きたいと考えて

  います。」

 「わかりました。では、量についてはまた

  相談ください。」

 「ありがとうございます。今回の取引価格は、

  前回の40倍になりますので金貨5520枚に

  なります。」

 「それで大丈夫です。」


 確認を終えたので、商談室に戻ってきた俺たちはお店の相談をするのであった。


 「フェロンさん、以前話していた

  お店の話なのですが…」

 「仮押さえしている物件ですね?」

 「えぇ。実は、護衛の方にめどが立ちまして。」

 「それは、おめでとうございます。」

 「ですので、金貨1000枚で購入させて頂こうかと。」

 「わかりました。では、先ほどの購入価格である

  金貨5925枚から金貨925枚をいただきます。

  金貨75枚については、緊急での仕入れのお礼

  として割引させて頂きます。」

 「ありがとうございます。残りの金貨5000枚のうち

  金貨2000枚は共通口座へ、残りの金貨3000枚は

  現金でいただきたいのですが…」

 「それでしたら、金貨3000枚の方は白金貨30枚でも

  よろしいでしょうか?」

 「大丈夫です。」

 「では、身分証の方をお預かりさせて頂きます。


 「お待たせいたしました。

  こちらが白金貨30枚になります。」

 「ありがとうございます。」

 「そして、こちらがお店の方の鍵になります。

  年間かかる金貨10枚については、年始めに

  共通口座の方から引き落とさせて頂きます。」

 「それで大丈夫です。」

 「では、販売する予定の化粧品が用意できましたら

  また商人組合へとお持ちください。

  そのときに、詳しい話はさせて頂きます。」


 こうして、俺たちは自分の店と多額の売り上げを手に入れたのであった。


 <残金>


    資本金: 金貨 1000枚 銀貨00枚

 運営資金(): 金貨 1000枚 銀貨00枚

   貯金(): 金貨 746枚 銀貨22枚

 運営資金(): 金貨 100枚 銀貨00枚

   貯金(): 金貨 100枚 銀貨00枚

    生活費: 金貨 100枚 銀貨00枚

   売り上げ: 金貨 0枚 銀貨00枚

     口座: 金貨 7枚 銀貨27枚

   共通口座: 金貨 2004枚 銀貨80枚

     財布: 金貨 2枚 銀貨87枚


  所持金合計 金貨 5062枚 銀貨16枚

         (およそ5億円)

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