1章-20 家の準備
よろしくお願いします。
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無事に家を借りる事ができた俺たちは、家の中にとりあえず入った。
「さぁ、ティア。ここがこれから住む家になる。」
「先ほど中も見ましたが、とても広くて
住みやすそうです!」
「将来的には、ここの家を買い取ってもいいかな
と思ってる。」
「その辺りは、住んでみてから考えましょう。
では、もう一度自宅をみて回りましょうか。」
「あぁ、そうしようか。」
この家には、1階にリビングとキッチン、バスルームとトイレがあるようだった。
「1階には、部屋以外の全てが集まっている
感じですね。」
「あぁ、これはこれで楽かもしれないな。」
2階に上がると、そこには大きな部屋が一つと少し小さな部屋が3つ、そしてトイレがあった。
「四部屋もあれば荷物を置くのにも困らない
だろう?」
「そうですね! まさか2階にもトイレが
あるとは思いませんでしたが…」
「夜、わざわざ1階に降りるのが面倒だから
じゃないか?」
「確かに、楽そうですね!」
「ちなみに、部屋割りなんだが…」
「もちろん、フミト様が一番大きな部屋です!
そして、私はフミト様の隣の部屋を
いただきたいです!」
「…それでいいんだが、なんかすごく
テンションが高くないか?」
「いえ! そんなことはありません!」
「ならいいが…。 残りの二部屋のうち、一部屋は
誰かが泊まりに来たときのために準備して
おこう。」
「準備ですか?」
「あぁ、もしティアさえよければたまにはティアの
家族も呼んであげたらどうだ?」
「…いいんですか?」
「もちろん。ティアの家族もティアのことが
心配だろうしな。」
「でしたら、お言葉に甘えさせていただこうと
思います。」
「あとの一部屋は、物置として使おうか。」
「そうなると…。とりあえず、個室に置く棚から
考えていきましょうか。」
「なら、俺の部屋から順に進めていこうか。」
「はい!」
こうして、とりあえずタブレットを持ちながら、俺の部屋から設置する家具の発注をしていくのであった。
「俺の部屋には、ダブルサイズのベッドを
おくんだったかな?」
「はい! 部屋の隅に置きましょうか…。
そうすると、この辺りに棚がこればちょうど
いい感じになりそうですね!」
「なら、このサイズの棚でどうだろうか?」
「えぇっと…、大丈夫だと思います!」
「じゃあ、俺の部屋は終わったから次は
ティアの部屋に行こうか。」
「ティアの部屋には、シングルサイズの
ベッドを置くけど、どこがいい?」
「でしたら、この辺りにお願いします!」
「…よし、こんな感じかな?」
「いい感じです! あとは、この辺りに
棚があれば大丈夫そうですかね?」
「あぁ、大丈夫だと思うよ。そういえば、
化粧台も置くけど、どの辺りがいい?」
「え、化粧台も買って頂けるのですか?」
「そりゃあ、必要な物はすべて買うよ。」
「ありがとうございます! なら、
化粧台はこの辺りにお願いします!」
「最後は来客用の部屋だね…」
「夫婦で泊まりに来ることも考えて、
念のためダブルサイズのベッドを
置きますか?」
「その方がいいんだろうけど…。
その場合、狭くて棚が置けなく
ないか?」
「一泊くらいなら、ベッドの下の収納が
あれば大丈夫だと思います。あとは、
化粧台と服を掛けるためのフックでも
あればいい感じかと。」
「なら、こんな感じでいこうか。」
「…物置はどうする?」
「そうですね…。とりあえず、棚だけ
でも置いておきますか。」
こんな感じで2階に必要な物は全て発注リストに入れたのであった。
「次は1階だが、とりあえずキッチンから
行こうか。」
「わかりました。」
「とりあえず、食器類を入れる棚が必要と
して他には何が必要そうだ?」
「えぇっと、調理器具はシンクの下に入れれば
いいですし…。どちらかというと、下の棚の
中に置くかごみたいなのが欲しいですね。」
「わかった。…こんな感じの物でいいか?」
「はい、いい感じです!」
「次は、リビングだが…」
「とりあえず、四人がけのテーブルと椅子が
必要ですかね?」
「なら、この辺りでどうだ?」
「あ、これがいい感じです!」
「あとは、ソファが欲しいな。」
「でしたら、二人がけのソファが二つで
いいと思います。」
「わかった。」
「バスルーム関係はどうする?」
「中に、洗面器と椅子があれば困らないと
思います。」
「なら、あとは洗面所だな。」
「洗濯はどうしましょうか?」
「晴れた日の朝に、二人でやるつもり
だったが…」
「でしたら、洗濯物を入れておく棚と、
きれいなタオルなどを置く棚があれば
いいかと。」
「最後はトイレだが…」
「紙を置いておく棚だけあれば
いいのでは?」
「確かに…」
こんな感じで家に必要な家具類を全て発注したのであった。
「お疲れさん。全て発注できたから、
今日の15時頃には届くと思うよ。」
「でしたら、次は商人組合に納品に
行きましょう。」
「あぁ、そのために麻袋に詰め替える
のを手伝ってくれるか?」
「もちろんです!」
「これで最後だな。」
「では、全てマジックポーチに入れましょうか。」
「あぁ、頼んだ。」
「では、戸締まりをしっかりとして商人組合に
向かうか。」
「わかりました。」
「あ、そういえばティアにも合鍵を渡して
おくよ。」
「え…、いいんですか!?」
「二人で暮らすんだから、いいもなにもないよ。」
「大切にします!!」
こうして、俺たちは次の目的地である商人組合に向かうのであった。
<残金>
運営資金: 金貨1枚 銀貨99枚
資本金: 金貨3枚 銀貨83枚
口座: 金貨12枚 銀貨27枚
財布: 金貨2枚 銀貨98枚
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