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異世界でも発注管理 〜日本から発送されます!〜  作者: 班長
1章 モルントの街
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1章-12 生活準備

よろしくお願いします。

明日は、1日中用事がありますので

更新できるかわかりません。゜(゜´ω`゜)゜。


申し訳ありません!

 商人組合での用事をすべて済ませたので、宿に戻って明日からの借家での生活の準備を行うことにした。


 まず、宿の受付に行き明日から家を借りたことを伝えることにした。


 「すいません。205号室に泊まっているフミト

  なんですけど…」

 「フミト様ですね。どうなさいましたか?」

 「実は、この街で暮らす場所をようやく準備できた

  ので、明日から宿を出ようと思いまして。」

 「さようでございましたか。申し訳ありませんが、

  先にいただいていた宿泊費についてはキャンセル

  料としてお返しすることができません。それでも

  よろしいでしょうか?」

 「はい、大丈夫です。お手数をおかけしまして

  申し訳ありません。」

 「お気になさらないでください。」

 「あと、一つお願いがあるのですがもう一部屋

  お借りすることはできますか?」

 「はい。今日はあと3部屋空いているので大丈夫で

  ございます。同じクラスのお部屋でよろしいの

  でしょうか?」

 「それでお願いします。支払いは口座払いで

  お願いします。」

 「分かりました。では、銀貨15枚お預かりいたし

  ます。」


 これで、宿での手続きは終わったので生活に必要な物を買いに行くことにした。


 家具などについては、実際に暮らしてみてから必要になるものを購入する予定なので、とりあえずは、最低限必要なベッドや調理器具を購入することにした。しかし、この世界ではどういうものが売っているのか分からないので、ティアを連れて買い物に行くことにした。そのために、まずはワタリドリに向かうことにした。


 ワタリドリへ行き、警備の手続きを終えた後に受付に向かった。


 「これはフミト様、本日はどうなさいましたか?」

 「先日、取り置きしてもらっていたティアを購入

  しに来たんだが。」

 「ありがとうございます。では、こちらへ

  どうぞ。」


 簡単なやり取りをしたあと、前回と同様に商談室へと案内された。


 「では、まずは残りの8割の金額をお預かり

  いたします。」

 「口座払いでお願いしたい。」

 「分かりました。でしたら、こちらに身分証を

  かざしてください。」


 口座払いで残りの金貨96枚を支払った後、契約の話になった。


 「代金もいただきましたので、細かな契約の話を

  いたしましょう。失礼ですが、お客様はこれまでに

  奴隷を購入された経験はございますでしょうか?」

 「いや、今回が初めてになる。」

 「分かりました。では、基本的な説明からさせて

  いただきます。まず、フミト様が購入なされた

  ティアは借金奴隷となります。ですので、

  フミト様にはこのあと役所にいっていただいて

  奴隷所有の手続きを行っていただく必要があります。

  その際に、購入金額の1割、今回ですと金貨12枚が

  税金として必要になります。また、借金奴隷です

  のでフミト様には衣・食・住を保障する義務が発生

  いたします。ここまでで、何かご質問はありますで

  しょうか?」

 「役所の手続きについて詳しく聞きたい。」

 「役所での手続きは、身分証を掲示していただき税金

  を支払った後、登録用紙に主人と奴隷それぞれの

  直筆サインを記入して完了となります。」

 「なるほど、ありがとう。では、説明を続けて

  もらってもいいか?」

 「分かりました。今回の場合、借金奴隷ですので

  奴隷のもつ拒否権は”奴隷の命を脅かす場合”

  を除いて認められていません。また、主人の

  命令を拒否した場合の罰則を3つ決められますが

  いかがなさいましょうか?」

 「ちなみに、他の人はどのような設定をして

  いるんだ?」

 「よくあるのは、”奉仕の強要”や”身体の自由の

  制限”、”身体的罰則”になります。」

 「なら、罰則は”嘘の禁止”と”身体の自由の制限”、

  ”スキルの使用制限”の3つでたのむ。」

 「…そんなに軽くて大丈夫なのでしょうか?」

 「あぁ。初めての奴隷なので、ここからなれて

  いこうと思ってな。」

 「分かりました。後は、奴隷にかかっている魔法の

  説明だけ行いますね。まず、奴隷には主人の許可

  なく他人から触られそうになると、体を覆うような

  結界が発生するようになっています。また、主人に

  対して不利益になる情報を他人に伝えることが 

  できなくなっています。そして、主人に対して

  攻撃することもできなくなっています。これらは、

  契約した際の奴隷紋によって管理されます。」

 「ちなみに、その奴隷紋が他人に乗っ取られたりする

  ことはないのか?」

 「その点はご安心ください。奴隷紋については、契約

  する際に主人の血と奴隷の血を交えて刻まれます。

  ですので、他人からの干渉は一切できなくなって

  います。」

 「わかった。他に奴隷を所有する上で知っておくべき

  事はあるか?」

 「いえ、特にはありませんのでさっそく契約に参りま

  しょうか。では、ティアを連れてきますので少々

  お待ちください。」


それから少したって、店員がティアと担当者らしき人を連れて戻ってきた。


 「お待たせいたしました。では、契約をいたしましょう。

  まずはフミト様の血を少しいただきます。」

 「ありがとうございます。では、この血とティアの

  血を混ぜたインクを用いて奴隷紋を刻ませて

  いただきます。ちなみに、どちらに奴隷紋を

  刻みましょうか?」

 「どこにすることが多い?」

 「こればかりは主人の好みになりますが…」

 「ならば、服を着ていたら周りから見えない右の

  脇腹あたりにお願いするよ。」

 「分かりました。では契約させていただきます。」


 そう言って、担当者らしき人がインクで奴隷紋を書き上げたのであった。


 「最後に、フミト様とティアの2人に奴隷紋に手を

  当てていただき、『契約』と唱えていただければ

  全ての作業が完了になります。」

 「わかった。」


 その後、ティアと2人で『契約』と唱えたことで無事に奴隷契約が完了したのであった。


 「本日はありがとうございました。また、奴隷が

  入り用になリましたら当店へお越しください。」


 こうして、俺はこの世界で生涯を共にするティアを購入したのであった。


 <残金>


  運営資金: 金貨1枚 銀貨64枚


   資本金: 金貨7枚 銀貨83枚


    口座: 金貨55枚 銀貨15枚


    財布: 金貨3枚

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