196~210話までの裏話など
今回は裏話が少し多いです。
……いつもか。
自分で毎週15話と書いたものの、最近進行がキツイです。
序盤は思うがままにつらつらと書いていれば良かったものの……
後半にさしかかり伏線回収やら最後に向けての伏線やら、能力範囲の限定やネーミングに悩まされています。
今回はキーパーソンが2名出てきた事もあり、特に大変でした。
1人目は、稲葉 華恋です。
セーブ・ロード欲しいなーと主人公に言わせていたのもあり、その能力の予定でした。
セーブスロットを2~3コにしてしまえば限定できるかな?と試行錯誤したものの、想像上ですぐ破綻しました。
ロードしたのに、その能力ナシで最初からスタートするのって変じゃね?!
という事で廃案。
次に思いついたのは安易なりセット。
しかしながら、リセットと言うと全部消去するイメージが色濃く、これも無理。
いまさらになって、どうしようかと悩んだ結果がリスタートでした。
曖昧な表現でありつつ、記憶の保持くらいはどうにか範囲に入れてもおかしくないかな……?と、個人的には納得しました。
読まれた方が納得できなかったら申し訳ない。
稲葉さんに自己紹介で趣味を言わせて、能力の関連性を初めて本編で示唆しました。
後半だし、そろそろバラしても良いかな?と納得したのもあります。
曖昧なままで最後まで通しても良かったのですが、そういうのは富樫先生や荒木先生や庵野先生のようなプロがやって、初めて読者がついてくると思って決断しました。
この決断にも時間を食いました。
個人的には、RTAを見るのは好きです。
日本人らしい趣味という訳でもありませんが、凝り性の日本人なら共感性がある程度はあるのではないか?と思って出しました。
主人公を知らない人にさせ、解説したので大丈夫だった……はず。
リスタートのリスクについても、数日悩みました。
安易に回数制限にしようとしたものの、それではつまらないと思ってボツ。
何度も使えるけど、何度も使いたくならない、という理由で記憶の持ち越しを7割ずつ減少させる事にしました。
7割を10回繰り返すと2.8%になりますが、小数点は切り上げるか切り捨てるか。
悩んだ結果、非表示にしてしまえ!という丸投げです。
10年も前に戻って全部覚えている方がおかしいですが、実は10週目でした!と表記されて読者が納得するのか?
そこが一番の悩み所でもありました。
ですが、何度か伏線として入れてはいるし大丈夫のはず。
そもそも、マブラヴ・オルタネイティヴをリスペクトしたような本作です。
後半になって色濃くヒロインをイジメている辺りで、ご存じの方はお気づきになられたかもしれません。
下手くそなりに、それでもハッピーエンドにしたいという思いで書いています。
知らない方は、知らないままでいてください。
サラッと稲葉さんは筋肉天国に行かれましたが、そのうちまた出す予定です。
当分は出さないつもり。
キーパーソン2人目は、共有化の岩倉 琴音です。
コミュ障であるがゆえに、人との関わりに憧れていたという裏設定です。
もし記憶や趣味が共有できたら仲良くなれるはず。
モノマネとかできたら仲良くなれそう。
そうは思っていても、心の壁が強く出てしまい他人と距離を取ってしまう。
そんな人格で描いていくつもりです。
精神的に不安定な女の子、と想像した時にピーン!と来たのが、Lainという作品に登場する岩倉 玲音でした。
名字と髪型を頂きました。
特に他の設定まで頂くような事はしません。
能力のハリネズミの外壁は、心の壁でお馴染みの新世紀エヴァンゲリオンから拝借しました。
TV版でヤマアラシのジレンマってご存知?という赤木リツコさんのシーンがあって、そこが好きです。
ハリを持つお互いが近寄りすぎると、お互いがハリで傷つけ合ってしまう。
丁度良い距離を保つ事を大人になると言うのよ、みたいなシーンだった気がします。
ヤマアラシと言うと少し強そうなので、ハリネズミにしましたけど。
共有化は正直、くっそ強いと思います。
しかしリスクとなるマナ消費を多くすれば、日本人の間でハブられても変ではないかなと。
そもそもコミュ障では、後ろ盾になってくれそうな仲間もできませんし。
何でも好き勝手できる状態で数年過ごし、他人を思いやれる人はいない。
という主観にて設定していますが、ざまぁモノとしても使えるかと思って岩倉さんをハブらせました。
以上2名の細部設定に悩んで、またギリギリ金曜の夜に13話できました。
残り2話は予約投稿の13時間の間に書いて補正しました。
そこも意外と手間だっただけに、コミュ障の字をコミュ症と誤表記していました。
ココで書きながら気づいたので修正致しました、申し訳ない。
では、毎度の各話の裏話的なものを。
196話 違和感の真相
稲葉 華恋の登場シーンに若干悩みました。
知らない人に知ってる雰囲気で声をかけられた経験があり、それをイメージしました。
メリアを助けてから仲間にするか、前にするかで少々悩みました。
とりあえず書いてみましたが、これで良かったのだと思います。
197話 自分の知らない、自分の日記
本来は3~5回くらいのループにしようと思ったのですが、2%前後にするには回数に対して記憶の減算量が多すぎる。
そして、インパクトが薄かったり色んな人生を裏で歩んでいるという設定にしたかったので、キリ良く10回にしました。
さりげなく9回分全部考えるのが大変だった。
1回目から数回は前々から考えてありましたけど。
198話 別の自分の10年
主人公が女性に手を出さない理由付けに終始しました。
過去の自分からの贈り物として、皇帝の名字や同じような世界感になるという設定を伝えました。
さりげなく怨嗟の宿主が1スロットだったと表記していますが、間違いではありません。
説明は追々できたらと思います。
199話 簡単な用事……?
人権蹂躙に慣れた側としては簡単。
まだ日本人としての考え方が色濃く残っている主人公にとっては難しい。
という異世界で過ごした時間や慣れの差を表現したつもりです。
200話 エルフ女王との会談
ようやく200話か、まだ200話か……と感慨深いです。
皇帝に配慮して純日本様式の会議室を作るエルフ。
なんか変ですが、皇帝が強いから気に入られようと努力しました。
こっそり出した隠居生活をしている鈴木くんに教えられたものです。
鈴木くんは今後、本編では出す予定が無いです。
牢屋で初対面だったメリアと、また別の牢屋で再会させたかった。
その為に、どのような罪をかぶせようかと試行錯誤しました。
この内容で納得して頂けたら幸いです。
201話 仄暗い牢獄のメリア
牢獄のメリアの語感が、我ながら好きだった。
物語後半で仲間を再度集めるのは、FF6が好きだった所からです。
本当は、精神汚染されすぎていない予定だった。
メリアの方から主人公の仲間にならない、お前はエルフの敵だ!とか言わせる予定だったんですけど……
実際に再会シーンを脳内再生してみると、発音は変だし指は無いし。
あぁ、拷問されてしまったんだなと思ってその設定に。
5年もそんな状況にいれば精神がイカレるのも納得だな、という様にする為に舞台設定を濃くしました。
ヒロインを酷く扱いすぎたでしょうか。
でも、殺しません!
作者自身もハッピーエンドを目指しているつもりなので、ご容赦ください。
202話 光刺す地の底で
『仄暗い水の底から』というタイトルの邦画があるのですが、タイトルだけ好きです。
2つに分けてオマージュしました。
特に理由はありません、思いつきです。
海淵の妻は特に出す予定は無かったのですが、オヴリーネを解雇するのは決定していました。
実際に契約解除される、という設定を出しておかないとただの無駄設定になってしまいますし。
メリアの辛い状況を早く治してあげたい!
という気持ちは作者としても同じだったので、仕方なく登場させて活躍させた、みたいになっています。
203話 虐げられたエルフ達
10年前の世界では、少なくとも約100年に渡って広範囲の領土を支配下に置いています。
そうであれば、反感や恨みを買っているのも当然。
多少の人権侵害だろうと民衆自身が便利になるなら大歓迎!になるかな?と想像しています。
204話 焼き討ち会談合意
シェイナー伯の殺され方がたったの数行。
物語前半ではお世話になったのに、ひどい扱いだ。
エルフ発電所などの説明に終始した回。
205話 他人の痛みはすぐ忘れる
作者が忘れてました。
皇帝に酷い事をやらせよう!位にしか考えておらず、焼き討ちによって脳内のメリアが発狂するまで忘れていた。
しかし、おかげで話の展開が楽になりました。
ありがとうメリアさん、ごめん。
206話 便利な発明
青いたぬきじゃあるまいし、ある訳がない。
という表現を入れようとして結局やめた。
ドラえもんは好きなのですが、他作品をあまり登場させたくない。
ようやく君嶋 友香里を登場させました。
スキル内容を考えるのが手間だった。
熱中する科学者であれば、食事や睡眠の時間が無駄に思えるのではないか?という独断と偏見による構成です。
207話 コミュ障の琴音
琴音さんの内容は最初に書いたのでスキップ。
彼女が脳内でワンピースの漫画を読んでいたので、こういう流れになった。
仲間と冒険する事に憧れ、ついて行こうと今後無理をさせていく予定。
寝ながら漫画を読んでいたので、こちらの世界に持ち込めています。
一番ありえそうなスマホを持ち込んだ人を出しても良いのですが、電波がある訳でもないし電気もないし。
実質使い物にならないので、そういうモノとして登場させる事はあるかもしれません。
208話 幼いメリア
209話 焼け続ける森の中で
210話 とても辛い朝が来た
3話も使って書く話だったのかどうか。
ただの子供同士の秘密の誕生日パーティーが原因で死亡者が出た。
という事件を大げさに書いた。
しかし、長年生きていても幼い頃のトラウマというのは、その後の人生を大きく左右してしまうはず。
アッサリ書くのも変だな、という事でこうなりました。
序盤の小谷田さんの3話使った話よりは、良かったはず。
ちなみに、誕生日パーティーという設定は書きながら思いついた。
結構前に作った伏線なのに適当だな……
しかし、結果的には上手に収まったのではないかと思います。
メリアの名前を思い出したのは主人公の能力アップの恩恵ですが……
表記しすぎるのも良くないかなと。
少々長くなりましたが、以上になります。
ご拝読ありがとうございました。




