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２　債権戦隊サイケンジャー参上！

「おいお前！　お金を借りたのならきちんと返せよ」

　少女が必死に催促をしていると、そこへやって来たのは変な格好をした５人組であった。

「き、貴様らは……サイケンジャー！　くそっ、もうバレちまったか」

　サイムマンズのメンバーはその５人組の正体を知っていたのだ。彼らサイムマンズからすれば仇敵だからである。

「俺はピンク」

「俺はブラック」

「俺はブルー」

「俺はグリーン」

「俺はグレー」

「5人それって債権戦隊サイケンジャーだ！　」

　そして横1列に並んでいる5人組の中央に立つピンク色が言う。

「さあ、お金を返せ。悪の軍団サイムマンズのメンバーよ」

　しかし、サイムマンズの男はこの程度で怯むことは無かった。

「へへっ！　だがな、俺には金がないのだ。わかるか？　」

　サイムマンズのメンバーは開き直っていた。

　そして、奴は必殺技を繰り出したのである。

「　喰らえ！　『必殺　借金踏み倒しぃ』　」

「くそぉぉぉ　」

「痛いよぉぉ。イタイヨオオオオ！　」

「……うっ」

「畜生！　」

「……ちっ！　」

　サイケンジャー５人は吹き飛ばされしまった。

　ピンチだ。サイケンジャーどうなる？