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~プロローグ~
二回目です。
よろしくお願いします!
新西暦1572年、日本では、法律の内容が改正された。
それは、政治の仕組み、営業のシステム、金銭単位の仕組み、収入の仕組み、社会全体の仕組みが変わってしまった。
そして、最後に目を付けられたものある・・・・・・・そう・・・・・
学生たちである。
学力の向上が一向に伸びない彼等に刃を向けたのである。
その法律で高校生以下の未成年者の権利を全て奪った、何かを主張する権利も、さらには人権でさえも彼等から奪ったのである。
しかし、唯一、権利が認められる方法がある。
そう、成績だ。
成績が良い者達は「特校」、通称「特別未成年学校」という場所に移校された。
この特学に行けるのは、中学から成績が2年連続で向上した者である、特学では未成年でも人権というものが認められる、それが特学だ。
しかし、成績が悪い者はどうなったであるだろう?
「権利」と言う言葉が存在しないような世界に取り残されたのである。
そうした彼等を人は皆「無能力者」と呼ぶようになり、迫害した。
どうも多賀です。
書きかけの小説やめて新しいのを書き始めました。