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辻沢のアルゴノーツ ~傀儡子のエニシは地獄逝き~

作者:たけりゅぬ
傀儡子の女子大生たちが血の池地獄を浄化死に逝く物語

傀儡子(≒人狼)の女子大生がVRゲームアイドルの吸血鬼とともに、屍人(ゾンビ)になった親友を救うため血の池地獄を浄化死に逝きます
現代日本/民俗伝奇/女子大生調査/吸血鬼/双子の縁(エニシ)
【概略】
大学のフィールドワークで“辻沢”を調査する女子大生・ノタクロエ。地味にやり過ごすつもりが、祭と都市伝説が交差する町で、自分は傀儡子(クグツ)かもしれないという違和感が現実味を帯びていく。屍人(ゾンビ)になった親友を救うため、クロエはフィールドノート=地図と、縁(エニシ)=武器を携え「血の池地獄」へ踏み込む——現代日本×民俗×伝奇。

【あらすじ】
「実地調査で“辻沢”へ行ってこい。」
現代文化人類学のゼミで、女子大生・ノタクロエはしぶしぶ現地に立つ。勉強、バイト、将来——どれも“ほどほど”でやり過ごすつもりだった。だが、ヴァンパイア祭で賑わう辻沢は、観光の顔の裏に古い祀りと都市伝説を抱えた町だった。フィールドで拾う噂はやがて、青墓、けちんぼ池、そして「屍人(ゾンビ)」の影へとつながってゆく。
調査を重ねるほど、クロエの胸に封じてきた違和感が形になる。——自分には傀儡子(クグツ)の資質があるのではないか。記録するだけでは足りない。論文の手前で終わらせられない。
目的は明快だ。親友を救う。
学校と役場、地域のしきたり、そして自分自身の正体。見える境界と見えない境界が折り重なる中で、クロエはフィールドノート(記録)を地図に、縁(エニシ)を武器に変えて進む。調査仲間のミヤミユとフジミユとともに資料を洗い、足で当たりを付け、得た“鍵”を次の一歩に繋げていく。
この物語の戦いは、派手な流血ではなく、選択と関係の積み重ねで進む。人外としての自分をどう受け止め、誰のためにそれを使うのか。逃げるなら今。行くなら一緒だ。
——現代日本の地続きに口を開ける血の池地獄の正体に迫る、現代伝奇バディアクション。
※グロ控えめ、雰囲気ホラー寄り。アクションと友情、そして**“自分の在り方を受け入れる”**成長が主軸です。(第一部=辻沢ノーツ:導入〜“傀儡子”自覚編/以降、語り手が交替して世界が立体化していきます)

長編小説(全504,093字)完結約束
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