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推しの店員さんへ

作者: 昼月キオリ

行きつけの薬局さん。

いつもは仕事帰りに寄るので髪はペタペタ、ノーメイク、Tシャツにジーンズで行くのですが・・・。


今日は差し入れを渡す日。

シャワーで身を清め、みすぼらしくないように化粧をして、

ワンピースを着てバスに乗っていつもの薬局に向かいました。


緊張で体がカチコチ、心臓がまろび出そうなのを必死で押さえていた為、

手紙を書いた時も、差し入れを渡す手も声も震えてしまいました。


昼月「あの、これ、差し入れです」


「差し入れ?」


いきなり差し入れを渡されるとは思っていなかった(当たり前)推しの店員さんは一瞬キョトンとした様子でしたが


「良いんですか?ありがとうございます」

って言って受け取ってくれました。


こちらこそ、受け取ってくれてありがとうございます。


今生に悔いはないです。

私の人生にはエンジェルはいないと思っていましたが最後にはちゃんとエンジェルは微笑んでくれましたから。

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