ROCK'N'ROLL COMEDY

　 滑稽(こっけい)に生きる。

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　悪趣味なユーモアで失笑を買い漁(あさ)れ

　重々しさのかけらもねえ娯楽ほど

　このご時世じゃ有難い

　シリアスに受け止めてちゃ身がもたないよ

　茶楽(ちゃら)けた風体(ふうてい)でやり過ごすがいい

　生真面目な襟(えり)を崩したら

　気やすめのざれごとをくれてやる

　虚飾を死化粧(しにげしょう)にして

　くたばることがオチだろうけど

　自作自演のドキュメント その途中じゃ席も発(た)てない

　あぁ 人生はROCK'N'ROLL COMEDY

　徒花(あだはな)として咲き 徒花(あだはな)のまま散る

　悪辣(あくらつ)のビー玉で不評を買い上げて

　神々(こうごう)しさとほど遠い低俗が

　この状況を打開する

　尻軽にまたがっては身をよじるんだ

　茶化した風潮に流されてもいい

　着古したコート やぶれても

　気まぐれなたわごとをかけてやる

　異色のとりあわせに腹

　くだすくらいが関(せき)の山だが

　自業自得は連綿と その鎖はだれも断てない

　あぁ 人生はROCK'N'ROLL COMEDY

　枯れ草を濡らして 枯れ草に斃(たお)れる

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　 滑稽(こっけい)だからこそ、皮肉がきくときもあります。

制作：ひだまりのねこ先生