風の物語 あとがき
ここまで読んでくださってありがとうございます。
結を纏めたら、なんか余ったスペースがあるので、ちょっとしたつぶやきに使おうかなと思ってます。
このハガキという物語は、私、伊諾愛彩が20年ほど前から構想を立てていたものであり、本体が人生で色々な経験をしていくうちに変化していった物語でもあります。20年ほど前から存在していたのは、この「ハガキ 風の物語」のメインキャラの中では、椥紗と双葉で、珊瑚は15年くらい前に出てきたかな。パパ、祥悟は10年くらい前にはいたけど、ゲイに確定したのは5年位前かな。時間をかけて作っていますが、未だに形が整っていない人がたくさんいます。
本格的に書き始めて、蒼佑は、ぼんやりとラフを書いていたようなキャラを喋らせていったらいつの間にかお兄ちゃんキャラになり、レオンは、書いている間に出てきた子。律は、去年?伏見稲荷神社のお祭りに行った際に私は声を奪われまして、その時に連れてきた子、ということで膨らませていきました。次の話の冒頭で、律は自分の素性を明かすので、もうここに書いておきます。悪い奴として出そうとしたのに、結局肩透かしで終わってしまって、アンタちったー働けよって思うのですが、律なのでしゃあないなって思いながら、律のことを想像しては楽しませてもらっています。(現在2023年8月)
真生は狂言回しとして登場させたのに、全然回してくれないし、まぁしょうがないか。真生だし、って思いながら仲良くやっています。蒼佑と同じで真生も大分前からラフを書いていたようなキャラをより具体化させた感じで、物語を書きながら、色んな情報を足してやっています。
小説というには、リズムが悪くて、読み返してみて書き直したい書き直したいと思うことも思うのですが、それに時間をかけるより、前に進むということをしたくて、スケッチのような文章になっています。普段ね、論文書いているから地の文が固くなりすぎて、嫌になったり、台詞ばかりで走ってしまってバランスが悪いなって思ったり。好きだなと思った人がいて、これがもっと堅い形で公開されるなら、書き替えていけたらなと思いますが、今はこれが限界。。。。
色んなところを旅している間もずっと傍にいた篠塚椥紗。そんな彼女の物語が、読んでくださった方の何らかの良い気持ちになったらいいなと思っています。