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スキルマスター  作者: とわ
第一章 ムーン・ブル編

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33/55

33.オロバスの悪魔


「来る? 訳が分からないことを言わな!」


『グワッシャーン!!』


「きゃーーー!!」


 困惑な様子のアウラは、顔をしかめて強く話していた。話の途中に俺達から離れた真っ直ぐ遠方の一角の真っ白な地面が、筆で塗り潰したかのような真っ白な空に向けて爆発のように砕け散ると同時にけたたましい音を激しく立てた。驚愕な様子のアウラは、目をきつく閉じて全身を震わせながらカップラーメンの汁を左手に溢しつつ悲痛な叫び声を激しく上げた。目を大きく見開く。


「あっつ!」


 緊急事態な様子のアウラは、立ち上がりながらカップラーメンと割り箸をテーブル上に置いて悲痛な声を強く上げた。左手首を右手で握り締める。左手を力がみなぎるかのように震わせたあとに冷ますように振る。左手を股の間に挟み、顔を遠方に向ける。遠方に開いた大きな穴の縁に猛獣のような黒々とする両手が掛かる。


「ぐっはっはっはっは!」


 穴の中から地獄の底からのようなおどろおどろしい笑い声が届いた。両手の力のみで飛び跳ねるようにして何者かが姿を現す。空中で前転して地面に力強く前屈みで着地する。体を起こして周囲を見渡し始める。


 何者かは、身長が凡そ2メートル。頭部は馬で胴体は筋骨隆々な人型。背中に体型にそぐわないコウモリ型の羽根と腰に先が三角形の悪魔のようなしっぽが存在する。


「こんなところに狭間の世界があるとはなあ!」


 何者かは、おどろおどろしい声を強く上げた。頬を緩める。


「なっ、何でオロバスの悪魔が現れるの?!」


 錯乱な様子のアウラは、オロバスを見つめて声を疑問に強く上げた。


(馬頭鬼を妄想したはずがオロバスだったか。羽根としっぽも妄想外だし……。今の俺は絶好調だ!)


 前向きな俺は、頬を緩めて妄想が冴え渡ると強く思考した。


「剣と盾を出せ」


「ちょっと! 言ってる意味が全然分からないわ!」


「時間がない。急げ!」


「きゃっ!」


 絶好調な俺は、表情を引き締めて話した。体を俺に向けるアウラは、不服の態度で声を強く上げた。冷静な俺は、脇を締めて赤色のオーラを全身から吹き出すと同時に強く話した。狼狽するアウラは、身構えると同時に声を強く上げた。


「あなたそれは?!」


 身構えているアウラは、目を丸く開いて声を疑問に強く上げた。不敵な俺は、細目をアウラに向ける。


「もう! あとでちゃんと説明しなさいよ!」


 唖然な様子のアウラは、頬を膨らませたあとに両手をテーブル上に伸ばして声を上げた。テーブル上のカップラーメンの向こう側に白色を基調とした剣と盾が出現する。煌びやかな金色の装飾が施されている。自慢な俺は、椅子の左側からテーブルに歩み寄る。剣と盾を誇らしく見つめる。


「いーい! よ~く聞いて! この武器は、あなたの身体能力をあいつと互角ぐらいに上げるわ。でも、あなたは戦闘経験がないんだから」


「知ってる」


「…」


 左前方に立つアウラは、体を俺に向けて左の人差し指を突き出して前のめりで話していた。途中、当然な俺は、さらりと返事を戻した。呆然な様子のアウラは、口を開けた状態で沈黙した。引き続き当然な俺は、盾を左手に剣を右手に取る。


「手に馴染む。勝ったな」


「人の話は、最後までちゃんと聞きなさい!」


 矜持な俺は、持ち手の吸い付くような手触りを確認する中でしみじみ呟いた。震えながら赤面するアウラは、両腕を下側に真っ直ぐ伸ばして強く話した。


「目がちかちかするな~」


(迫力のある声だ。声量も丁度いい)


 遠方のオルバスから声が届いた。得意な俺は、頬を緩めて妄想の通りと思考した。満足な俺と不服な様子のアウラは、体をオルバスに向ける。


「酷いセンスだ! この世界を作った奴は余程のバカか!」


 空を見渡しいてるオルバスは、両手を不満を現わすように左右に広げて嫌味に強く声を上げた。両手を目元に運び、しばしばする目を擦る。


(いい皮肉っぷりだ。もっと言ってやれ)


 冷静な俺は、妄想を益々膨らませながら思考した。静かに俯くアウラは、体を小刻みに震わせ始める。


「あ、く、ま、ごときが! なんてセンスのない奴!」


 青筋を立てより赤面するアウラは、顔を上げて左手の親指を下側に向けたあとに格の違いを見せつけるかのように腕組みして強く話した。


(アウラの迫力も十分だ。さすが俺様!)


 満足な俺は、一連の様子を微笑ましく見つめて俺の妄想は素晴らしいと強く思考した。味わうように二度頷く。


(よし! あとは俺がオルバスをかっこよく倒して終わりだ!)


 奮起な俺は、表情を引き締めて強く思考した。顔をアウラに向ける。


「アウラ。同情するが、奴は俺がた」


「あいつは私が倒すわ。ルーティ、時間稼ぎして」


「…」


 最強な俺は、顔をオルバスに向けながら話していた。途中、左拳をオルバスに突き出すアウラは、目付きを鋭くして話した。呆然な俺は、思わず口を開けた状態で沈黙した。




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