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スキルマスター 楽しいは最強!!!  作者: とわ
第一章 ムーン・ブル編

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22.壁




「自然ばかり意識してたから、全然気付かなかったな!」


 衝撃な俺は、思わず表情を緩めて弾む声を強く漏らしていた。心の準備を行いながら正体を早く見極めたいと歩幅を少し広げる。長方形の中央に縦長の開口部のような場所を発見する。


「あれは城門か?!」


 興奮な俺は、思わず表情を笑顔に染め上げてスタート地点を確認するかのように疑問に声を上げていた。歩幅を更に広げる。威風堂堂な城門を確認する。


「やっぱりそうだ!」


 歓喜な俺は、思わず表情を更に笑顔に染め上げて予想通りと得意な声を強く上げていた。前方の路面の変化に気付く。歩幅を狭めて路面の切代わり地点の手前で立ち止まる。足元の路面を凝視する。路面はレンガの石畳。


「ここからは石畳か」


 満足な俺は、頬を緩めて身が引き締まると呟いた。凝視を前方へと移しながら路面の褐色と左右の草原の緑色のコントラストを味わう。凝視をそのまま城門の内側へと移す。


「今のは?」


 満足中な俺は、もっと大満足な物を発見した可能性があると疑問に呟いた。凝視を城門の手前に戻す。少数の人々を発見する。更に凝視する。城門の右側の柱の手前に軽鎧姿と思われる人物1人と重鎧姿と思われる人物1人を発見する。


「あっ…、あの姿は?!」


 大興奮な俺は、思わず石畳へと歩きながら声を疑問に強く上げていた。軽鎧姿の人物を熱いラブな眼差しで凝視する。左足を前方へと力強く踏み出して立ち止まる。


「冒険者か?!」


 熱狂な俺は、思わず前のめりで声を疑問に強く張り上げていた。冒険者で女性と思われる人物は、重鎧姿の門番で男性と思われる人物と会話している。


「く~~~うっ! 鎧って、あんな風に見えるのか!」


 感激な俺は、思わず前屈みで全身を力ませながら唸るような声を強く上げていた。口元が飢えるオオカミのように緩み始める。


「ぐへへ~」


 オオカミのような俺は、思わず自分のカッコイイ鎧姿を複数妄想しながら貪欲な声を漏らしていた。口元に垂れる涎に気付く。


「おっといかん。ここは初めての街だ。慎重にいこう」


 オオカミ化途中な俺は、口元を左右の手で拭いながら今はオオカミの時ではないと猛獣の声を漏らしていた。姿を改めつつ凝視を城門手前に戻す。村人風や農民風の人々と城門の左側の門番で男性と思われる人物1人を確認する。


「そうじゃなさそうな人達もいるな」


 人間な俺は、頬を緩めて明るく呟いた。人々は、左側の門番と思われる人物と会話している。


「とりあえず行ってみるか。考えるのはそのあとだ!」


 果敢な俺は、笑顔で強く呟いた。石畳の道を一匹オオカミの挑戦者のように歩き始める。城門と同様な城壁を見渡しながら城門付近に到着する。


「この間はありがとう。これはお礼よ」


「おまえ、もっとしっかりしろよな!」


 2人の女性の声が届いた。興味津々な俺は、視線を声のする方に移す。農民風の女性と冒険者と思われる女性が左右の門番と会話している。全体で世間話に花を咲かせている様子。


「賑わってるな~」


 一匹オオカミな俺は、思わず釣られて頬を緩めて明るく呟いていた。視線を右側の城壁に移す。


「よし! まずは、あっちから見るか!」


 奮起な俺は、察して表情を引き締めて強く呟いた。道から外れて草原の中を城門と同様に威風堂堂な城壁へと向かう。


「迫力あるな~」


 感激な俺は、思わず笑顔で呟いていた。視線を更に右側に移す。威風堂堂な城壁は、緩やかな弧を描きながら奥へと続く。


「何キロあるんだ?!」


 唖然な俺は、思わずたじろぐと同時に目を丸く開いて声を疑問に強く上げていた。城壁の間近へと向かいながら視線を前方に移す。城壁の構造の日差しを受けている大きな岩を目の当たりにする。


「でっかい石だ」


 感嘆な俺は、思わず石と呼ぶ岩を右の手の平でぺちぺち叩きながら呟いていた。手の平に仄かな暖かさを覚える。岩を目測する。岩は、横幅が1メートルほど、高さが60センチメートルほどある。視線を落とし、岩を数えながら城壁を見上げる。


「10段か。6メートルぐらいあるのか」


 感心な俺は、城壁上部の凹凸を見つめて感無量と呟いた。しばし口を閉じ忘れる。視線をそれとなく右側に移す。監視塔を発見する。監視塔内の弓兵と思われる人物2人も発見する。


「凄いな~。やっぱり壁っていいよな~」


 感動な俺は、思わず頬を緩めて呟いていた。視線を前方に戻す。


「ぶち破りたくなるな!」


 果敢な俺は、両手を握り締めて両腕に力を込めて強く呟いた。両拳を城壁に軽く突き当てる。両拳に堅固を覚えて笑みを零す。後ろ歩きし、城壁を見渡せる位置で腕組すると同時に仁王立ちする。


「うんうん。立派なもんだ」


 得意な俺は、惚れたと笑顔で二度頷いて自分の所有物を自慢するかのように呟いた。




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