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忘れられた英雄譚  作者: Y氏
序章
2/3

目覚めと、出発

「う・・・」

朝の陽ざしを受け目を覚ます。


「・・・頭が痛い・・・朝・・・か」

いつも夢を見るときは必ずと言っていいくらい頭痛が起きる。

夢の憂鬱感も含め、気分が悪くなる。


「あ・・・でも、今日は早く起きないと」

今日の予定を思い出し、慌てて飛び起きる。


今日は初めて冒険者としてスタートする日なのだ。

ようやく養父の許可を得て初めて依頼を受けることになる。

楽しみ半分、使命感半分の気持ちでの初日となる。


「早くお金を稼いで、お義父さんに恩返しをしなきゃ。」


急ぎ準備を終え、家を出発する。

どうやら養父はかなり前に出発したようだ。

商人であり、武闘家としても一流の父に色々と教えてもらい、稼ぎ方、戦い方を覚えた。

並みの相手には後れを取らないはずだが、養父はなかなか冒険者なることを許してはくれなかった。


「やっと認めてもらえた。私は冒険者として頑張る」


早足で冒険者の宿へ目指す。


この時私は知らなかった。

大きな転機がここにあり、そしてこれが広大な旅の始まりとなることをまだ私は知らない。

そして、私の失ったものを探す旅の始まりとなることを・・・。

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