第五節 心理ゲーム
こんにちは(^^) 前回に引き続き、主人公である私ヤマトタケルが少しお話させていただきたいと思います。なんか、その方が筆者が進行しやすいようでして(^^;
で、JPNなのですが、紆余曲折ありまして、今現在#123サーバーにおいて第3位の連盟になっております。
JPNのリーダーは今現在わたくしヤマトタケルでありますが、当初は第三節にありました通りアレキサンダーでした。
いやー、彼は強烈なリーダーでした(^^;
現実に住む場所がたまたま近かったもんで、実は私の設立した連盟がイタリアにボロ負け喰らった後にメンバーを引き受けていただいたお礼に『私の奢り』でw、二人だけのオフ会を某焼き肉チェーン店で行いました(^^;
その時の体験は貴重で、今でもトラウマですw
『このゲームは心理戦ですから。』
という開口一番の彼の心理戦に、私は既にかかっていた。
このサーバー開設当初、群雄割拠の連盟達は色んな思惑を持ちつつ、合併や吸収、離反を繰り返します。
その中でも、古いサーバーでこのゲームを経験したプレイヤーらは新たに参画する他のプレイヤーよりも大きなアドバンテージを有していた。それは成長度合いでも、外交でも。
JPNを立ち上げた、古いサーバーから一転このサーバーで新たな活路を求めたアレキサンダーおよび彼と行動をともにした数名は#123においてその最先鋒であった。
最初の1ヶ月で、JPNはサーバー内7位の順位に。それは高いとも低いとも言えない。しかし、アレキサンダーにはそれで十分であった。
なぜなら、彼は知っていた。他の日本人プレイヤーを自分のJPNに集めれば『いずれトップに躍り出る』ことが予想できたから。
別の言い方をすれば、そうなるサーバーを「彼ら」は選択した。つまり、日本人が比較的多く参加しているサーバーを。
「彼ら」は、このゲームが個人プレーのゲームではなく、チームプレーのゲームであることを、以前のサーバーで嫌と言うほど味わった。
だから、まずアレキサンダーが行うべきは、他の日本人プレイヤーの引き抜きや日本人連盟の吸収、そしてプレイヤーの育成であった。
「今、ここで次の攻撃を行う為に、まずフェイクを行う。そう、そこでさらにフェイク、で、次、本物の攻撃。よし、次はこいつに偵察して…。そうそう、如何に相手をビビらせるか、焦らせるか、だから…。」
という具合にアレキサンダーは
我々メンバーと一緒に攻撃している最中に落ち着いて、そして的確にアドバイスを与える。
『これは心理戦だから。』
彼の口癖だった。そして、結果は彼の言う通りになった。相手は焦り、そして恐怖におののき、慌てふためく。
苦杯を舐めた敵で、彼の鮮やかな指揮ぶりに見事に頭を垂れ、教えを乞うものも少なくなかった。
また、彼のワールドチャットでの発言も鮮やかであった。常に「心理」を意識した冷静な彼の発言に多くのプレイヤーが魅了された。
戦闘の指揮力の高さ、ワールドチャットでの発言力の重み。それらはこのサーバーでの彼の存在感を確実なものにしていった。
オフ会で私が『全額奢った』のも、きっと彼の心理戦に私がまんまと引っ掛かった結果なんだ、と思ってしまうw




