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鈍感男子は恋が下手  作者: 平賀 和斗
1/4

入学1日目

中学校が終わり、高校生活が始まる。

青春を追う者もいるし、将来を見据える者もいる。

ここ、音吹高校はそんな者たちが集まる学校である

そこに新しく入る新入生の話


「えぇー、ここに集まった皆さんは...」


音吹高校の校長の話を聞く新入生


「ふわぁ〜...」


俺は新界(しんかい) 玲斗(れいと)


「ったくも〜、玲斗は変わらないなぁ

 この時くらいしっかりしな」


耳打ちしてくるこの女子は

幼なじみの水谷(みずたに) 結衣(ゆい)

頭もよく、運動神経抜群、更に可愛い容姿ときた

身長152㎝ 体重不明

これだけ完璧な女子がいるのかどうかと思うときがある

体重(これ)に関しては絶対言ってくれないんだよな

何でだろ?



「結局、高校でも先生の話は長いんだな」


「しょうがないよ、取り敢えず静かに」


口に人差し指で覆う


「わーったよ」


「これにて、音吹高校入学式を閉会します」


司会の先生の言葉で入学式は閉じた


「って、何でお前らまた同じクラスなんだよー!!」


「へへ、ある意味運命かもな」


「それな〜」


この二人の男子は

浅木(あさき) 隼人(はやと)

身長158㎝と小柄なやつだ


そして、もう一人が

松波(まつなみ) 雄介(ゆうすけ)

身長174㎝と俺と同じくらいだ


そして、俺が改めて

新界(しんかい) 玲斗(れいと)

身長178㎝と自分で言うのは何だが高身長だ


「ホント、3人とも凄いよねー

 いつも一緒だもの」


「あ、結衣も一緒だったんだな」


「「え、気付いてなかったの!?」」


隼人、雄介が口を揃えて言う

結衣はしょぼんとしてる

え、俺何か悪いことした?


「相変わらずだよなぁ」


「「うんうん」」


「ん?何だよ?」


「「「何でもありません」」」


理、理不尽な〜


「ほーら、席に付け〜」


担任の先生であろう人が来た


「私の名前は高木(たかぎ) 由奈(ゆな)って

 言います。一年間、よろしくお願いします」


なんか、ちっちゃくね?

教師用の机の上にギリ顔が見えるぐらいの背丈だ


「ちっちゃいとか言わないでくださいね

 コンプレックスですから、、、」


あ、はい

それを真っ先に思い浮かんでしまった俺は悪い子ですはい

(それより、どこかで見た事のある人だな)


「取り敢えず、皆さんで自己紹介でもしますか」


う、これでクラスに馴染めるかどうかが

決まってしまう

これを失敗すれば通称「陰キャ」のぶ類に入ってしまう

次々と自己紹介していくクラスメート

おい、浅木お前人見知りだったじゃねーかよ

あっという間に俺の番になった


「次の人〜、どうぞ」


「あ、はい、新界 玲斗です

 気軽に声かけてくれると嬉しいです」


うん、シンプル、、、

これはどっちに転がってもおかしくねーぞ


「はい、今日はこれで終わりです

 明日から高校生活が始まります

 遅刻しないようにしてくださいね」


そうして、今日は幕を閉じた








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