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死神始めました  作者: 田中 凪
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第5話ギルドマスターのお呼び出し

『ギルドマスター室』そう書かれた、プレートの部屋に僕らは入っている。これから、ギルドマスターと話し合うために。

「初めまして。私はこのギルドのギルドマスターオーリン=アルロンだ。」

「楠 浩太だ。」

「アレミト=ステファンです。」

「さっそくだが、正直に答えてくれ。嘘をついても、私の魔眼ですぐにわかる。答えたくない質問は答えなくていい。」

「「はい」」

「まず最初の質問だ。あんな量のサンダーウルフを倒したのは、どっちだ?」

「僕です。」

「ふむふむ。では、どうやって倒した?」

「具体的にはむりですが、僕の固有魔法を使いました。」

「なにっ!!」

たしかに、嘘はついてないな。ついていたら、魔眼に引っかかるはずだ。

「ステータスをみても?」

「どうぞ。ってかどうやるんですか?」

「この石板にひたいを当てるだけでいい。」

言われたとおりやってみる、すると、文字が浮かび上がってきた。

「どうぞ」

「ああ、すまないね。・・・・・・・」

僕のステータスを見ていたオーリンさんの顔が、どんどんと青くなってきた。

「・・・すぐに、国王に報告しろ。」

まじかっ。そんな一大事なのかよ。

まあいいそんなすぐ、呼び出されたりはしないだろ。

「さて、次は君らのランクの話をしよう。君らは、もうA+ということにしよう。」

「っ!!」

横にいたアレミトが固まる。僕も、少しおどろいた。

「いきなりそんな上がっていいのか?」

「いや〜 今回ばかりは、異例中の異例だね。」

だと思った。

そのあと、クエストの報酬、クエストの依頼数より多く討伐したサンダーウルフの買い取り、ギルドカードの更新を行いギルドを出た。さて、宿はどうするかな。(マップ)宿屋は全部で20件ほど、ここから一番近いのが『満月亭』である。

ちなみに手持ちは、40000Gである。

『満月亭』のなかにはいる。

「いらっしゃいませ」

中から、出てきたのは若い男の人だった。

「一人部屋一つで、一泊10Gです。」

「じゃあそれを二部屋で・・・「二人部屋一つで!」

僕の言葉をさえぎるように、アレミトが言う。

「まてまて、一人部屋二つだろ。」

「?なんで?二人部屋一つの方が安いじゃん。」

「そうなの?」

「二人部屋だと一泊15Gです。」

まじかよ。

だからアレミトその上目遣いはダメだから。けっきょくまた、僕が折れたのだった。

「じゃあ二人部屋一つで10泊で。」

「ありがとうございます。150Gになります。」

こうして、150Gを渡して部屋に入った。


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