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死神始めました  作者: 田中 凪
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第183話 戦争の準備

戦争に行く準備って言っても俺らは兵器が【アイテムボックス】の中に入っているので、王様にこの人たちは味方だよ。という書状を書いてもらうだけだ。

それもすぐに終わったので、みんな揃って【ワープ】で前線まで行く。

毎回思うけどこの2つほんと、便利だよね。

お?もう終わってるな。あ、退却してるし。まじか、初戦で負けてるのか。こりゃまずいや。さっさと司令官のとこに入ってこなきゃ。

兵「誰だ!?」

浩「怪しい者ではない。これがわかるか?」

俺は国王からもらった手紙の裏を見せる。

兵「は、失礼しました。」

浩「急いで司令官に取り合ってもらいたい。」

兵「わかりました。こちらです。」

浩太達が案内されたのは1番立派な馬車だ。

やっぱ司令官って貴族なのかな?なんて思いながら馬車の中に入る。

ナル「どうも、こんにちは。私はこの軍の司令官、ナルム=リーブァです。」

中にいたのは、小太りの男とかではなく軍人肌のがっしりとした体つきの男だった。

浩「俺は楠 浩太です。そして、左から順に、飛鳥、アレミト、マルト、フラスタ、ヘルプです。そして、これが国王からの書状です。」

そう言って渡す。

しばらくそれを見たあと、

ナル「わかりました。お任せします。一応、帝国の戦力をお話ししておきます。帝国は15万人の軍勢で進んできました。それに対し我々は数万人の軍しか持っておらず、数で押され敗北しました。帝国は未だに10万人ほどの戦力があります。さらには、竜騎士までいます。お気をつけください。」

浩「わかった、貴殿の情報感謝する。では。」

ナル「ご健闘をお祈りします。」

あ、たぶんこの人、俺らが負けると思ってる。まあ、仕方ないよな。いくら広範囲殲滅魔法を大量に撃てるとしても10万は無理だもん。まあ、全部嘘だけど。

そこから10kmほど進むと、開けた場所で休憩している帝国軍とであった。戦争の礼儀として宣戦布告の手紙を書いて見張りのすぐ近くに落としておく。内容は、


明日この平野にて再戦を申し込む。


と、短く済ませた。そして、それを見張りの兵士が見つけ司令官らしき人物が、明日の戦いに備えよ!と言っていた。

さて、こっちも準備しときますか。

まだこっちの大陸で戦車とかの情報を広めたくないので平原を囲むようにして重戦車のマウス、E100を配置していく。隙間なく並べるのにかなり苦労した。そして、その周りをさらに【アイアンウォール】をつかい、人間が登れない高さにしておく。もちろん、竜騎士対策もある。簡単な話、戦闘機を使えばいい。

結局準備を終えたのは夜になってからだ。

浩「戦車隊は、俺、飛鳥、アレミトでやる。竜騎士がいるらしいからそっちの対応にマルト、フラスタ、ヘルプであたってくれ。そちらは、終わり次第、戦車隊の援護をたのむ。意見はあるか?」

飛「特にないわ。」

アレ「ないよー。」

フラ「浩太さんがそれでいいなら・・・」

マル「大丈夫よ。」

ヘル「私もその案が妥当だと推奨します。」

浩「わかった、じゃあ明日に備えてちゃんと寝とけよ。以上、解散!」

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