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死神始めました  作者: 田中 凪
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第181話 デモンストレーション

浩太は城から出てきてこちらへ向かってくる貴族たちを確認すると、すぐに何を出すか考えた。

さて、長ったらしい会議も終わったようだし派手にやりますか。

まずは戦車隊から披露したほうがいいよな。

てことで最初に戦車をだす。装填は自力で行わなければならないが後はほぼ自動でやってくれるのでかなり楽なはずだ。そして、こいつらの威力を見せつけるために、本物の城壁を用意する。かなり頑丈に作ってある。

浩「今からこの壁を我が軍にて破壊します。確認の意味も込めて魔法が使える者にこれが幻ではないと証明していただきたい。」

俺がそう言うと国王の側近と思われる男の人が出てきて確認し始めた。

しばらくすると

側近「・・・確認が終わりました。誠に信じがたいことですが、これは本物の石でできています。」

と、青ざめた顔で言った。

それを聞いた貴族達はありえない。という顔をしていたが、王様の側近の鑑定結果を面と向かって批判できるはずもなく、疑いの目を一瞬こちらに向けるだけにとどまった。

戦車隊を前進させ指示を出す。

浩「目標、擬似城壁。射撃して破壊せよ!」

中には俺の分身を入れているので装填は問題ない。

装填が終わった戦車からどんどんぶっ放していく。

バンッ!

ボンッ!

5、6発撃ったら擬似城壁が崩れていく。

それを見ていた貴族達は、ただただ、目を見開くばかりだった。

まだまだ、こんなもんじゃないぜ。

俺は戦闘機も出撃させる。

キィィィィィィン!!

と轟音を立てて頭上を通り過ぎる。

そして、2つめの擬似城壁めがけて爆弾を落とす。これは一発で擬似城壁が崩れた。最後に【ワープ】で港町ルーマーまで行き大和の46cm砲を発射させる。ここにも擬似城壁を設置してある。

ドォォォン!!

こちらも、爆音を立てて弾が発射される。ちなみに1発しか撃っていないのだが、擬似城壁は崩れた。

立て続けに起きたできごとについていけない者が大半だった。

国王は何かを真剣に考えていた。めっちゃ嫌な予感がする。

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