表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神始めました  作者: 田中 凪
166/266

第163話 新大陸その2

本日2話目です。明日は投稿できないので。

今回も別視点です。


戦艦大和搭乗員視点

兵1「いつまで続くんですかね。この魔法の雨は。」

グロ「わからない。だが、浩太様が来ればどうにかなるはずだ。」

兵2「大丈夫だろ。あの浩太さんが作ったやつだぜ。」

グロ「浩太様と呼べ。まあ、明らかに上位魔法を受けているようだが、被害は出ていないしな。」

兵3「はい。今のところ、支障が出るような被害どころか、かすり傷1つありません。というよりもダメージを受けても即座に修復しています。」

グロ「・・・そうか、我らが言うのもなんだが、化け物だな。」

俺たちがそんな会話をしている隣ではいたって真面目?な、会話をしていた。

兵4「しかし、言葉が通じないとなるとどうしようもないよな。」

兵5「けど、浩太さんが来るつってっから大丈夫だろ。」

兵6「そうだな今は待つしかないか。」


港町ルーマー海兵視点

我は港町ルーマー海兵隊隊長アラナ=ワーナである。明け方に不審船の情報を受け出撃した。先に見張り兵の1人が引き返すように。と警告をしに行ったようだが、相手は言葉が通じていないのか、首をかしげるだけだったという。言葉が通じない者達には申し訳ないが、こちらのルールにのっとり、沈没させてもらう。

兵1「見えました。あの船です。」

アラ「な、なんだあのデカさは!?」

俺は驚いた。いったいどれだけの費用がかかっているのか。どこから来たのかは知らんが、食費、整備費、その他諸々がかなりするはずだ。

兵2「まもなく魔法の射程圏内に入ります!」

アラ「そうか、ならばすぐに撃てるようにしておけ。だが、出し惜しみはするな!特大のをぶち込んでやれ!」

全「はっ!!」

兵2「射程圏内に入りました!」

アラ「各者一斉に放て!」

兵3「ビッグファイアーボール!」

兵4「ファイアーアロー!」

兵5「ボム!」

・・・・

100を超える炎魔法が放たれ、そして、命中した。しかし、相手の船はかすり傷1つつかなかった。だが、まだ手はある。

アラ「すぐに、氷系魔法を撃て!」

兵114「アイスショット!」

兵115「ブリザード!」

兵116「ウォーターキャノン!」

・・・

こちらは数十個ほどしかないが、加熱した後にすぐ冷やせばかなりダメージが入る・・・はずだった。水蒸気がなくなりすぐさま状態を確認した。

結果に驚いた。無傷だ。

兵8「なんだよ、ありったけの魔法をぶつけたってのに。・・・」

兵7「ま、まだだ、増援を呼んで、これ以上の魔法を・・・」

兵6「無理だよ。結果は変わらないさ。」

アラ「仕方ない。乗り込むぞ!」

そこに、ある者が現れた。

浩「ちわーっす。向こうの船から来ました〜。」

な、【ワープ】だと?そんな貴重な魔法を使える者だと?しかも言葉が通じている?報告では言葉が通じないとあったはずだが・・・面白い。これが、楠 浩太との出会いである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ