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第149話 変な依頼その3
いやー、まいったまいった。初日からこんなに絡まれるとは思いもしなかった。だがまあ、俺の実力を示すには十分だったな。これで俺に近づくのは相当な馬鹿だけか。ん？これって依頼と違う気が・・・ま、いっか。という訳で俺らは今屋台やらを回って食べ歩きをしているところです。俺が
「お、俺らの作った・・・じゃないな。再現した地球の料理があるぞ。地方によって味も違うし食べてみるか。」
と、つぶやくとそれにすぐ飛びついてきたのが飛鳥である。
「そうだね。どんな感じになってるのか楽しみ。」
と、上目遣いでこちらを見てくる。えー、俺に全部買わせるのかよ。ちなみに俺らは普通の人の数倍は軽く食べる。それでもまだ腹八分目にすら行かないという燃費の悪さである。そのため買い食いはよくしている。
「おっちゃん、焼きそば４つくれ。」
「はいよ。ちょっと待ってくれ。・・・全部で400Gだ。ほい、どうもまた来てくれよ。」
俺らは買った焼きそばをその場で食べてみる。
「うぇ、麺がべちゃべちゃ。」
「しかも、胡椒辛い。」
「なんだろういろいろと残念な味になってるな。」
と期待外れな味にがっかりしながら宿へ戻った。
翌日ギルマスに呼ばれましたとさ。(^◯^)
