表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神始めました  作者: 田中 凪
129/266

第128話 任命式

あの夢とも言えないなにかから解放された後、ある考えが頭に浮かぶ。

そういえば、団長とかなんも決めてなかったな。さて、どうしよう?

そんなことを考えつつ身支度を済ませ朝食をとりに食堂へと向かう。そこには

「あれ?遅かったね。」

「浩太、今日ひま?」

「少し、付き合ってくんない?」

と、3人の女子 (1名は100年以上生きたエルフなのだが)が座って大皿から奪い合うようにして朝食を食べていることだった。

「いや、今日はちょっとな・・・」

「そっか、残念。」

答えながら自分の席に座り

「なぁ、うちのとこの騎士団長とかどうする?」

その言葉に対し皆の反応は沈黙だった。そんな中最初に口を開いたのはマルトだった。

「じゃあ、ランクが高くてその他諸々が高い人にすれば?」

「そうか、そうしよう。」

そう言うと浩太は急いで朝食をお腹の中に詰め込み、自分の部屋へと戻っていく。


1時間後


「この人だな。」

浩太はすぐにランクB以上の冒険者や腕のたつ傭兵達の書類を【アイテムボックス】から取り出し1番成績が良い者を団長、次に良い者を副団長とした。その他は部隊長とした。

「明日にでもみんなに伝えておかなきゃな。」

その後、誰をどの部隊に割り振るかを決める。たったそれだけで1日が終わってしまう。


翌日


『あー、ちょっと訓練を止めて第1室内訓練場に集まってくれ。』

そう放送で呼びかけた。するとすぐに第1訓練場に集まる。

「今回呼んだのは、この軍隊の軍隊長と副隊長、部隊長を発表するためだ。ああ、それで誰がどこの部隊に行くかも発表する。よく聞くように。それとこの軍隊長等の隊長クラスに任命されるものはランクB以上の冒険者もしくは腕のたつ傭兵だ。」

その言葉に該当している者達は歓喜の声を、該当していない者は落胆の声を上げる。

「では発表する。軍隊長はレイナ=トワルだ。副隊長はエルバ=スタンドーレ、ナラヤ=ミストラルの2人。部隊長は・・・・・・・・・・・・・・以上が部隊わけとする。これからは各部隊ごとで連携が取れるように訓練をしてほしい。では、解散!」

『はっ!』


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ